【令和のツインターボ?】天皇賞(秋)の結果[2022]

驚きの大逃げ

天皇賞はイクイノックスが人気に応えて優勝。2年連続で3歳馬による優勝となりました。また、これまでGⅠでは1番人気が16連敗かなんかだったと思いますが、その流れを断ち切りました。2着は想定以上の大逃げを見せたパンサラッサで、3着は3歳ばダノンベルーガ。

フジテレビの中継を見ていたら、実況アナがパンサラッサのことを「令和のツインターボ」と呼んでいました。なかなか上手いことを言うなと思った次第ですが、私が競馬を始めた頃にツインターボは走っていましたが、その頃にはすでにピークを過ぎていて大逃げを打ったら確実に4コーナーくらいで沈んでましたが、それまでは逃げ粘ることも多々あったのは映像を見て知っています。しかし、今その名前を聞くとは思わず、まさにツインターボを彷彿とさせる逃げでした。

レースは絵だけ見るとハイペースにも見えますが、競馬ブックの吉岡さんが言うように、パンサラッサとその他の馬という形に二分すると、後者はむしろスローペース。そこで32秒台を繰り出した3歳馬の2頭が瞬発力勝負を制し、結果的にパンサラッサに追いついたという見方になります。しかし、3歳馬の2頭は斤量が2キロ軽く、昨年のエフフォーリアもそうでしたが、それがなければ結果は違ったかもしれません。

とにかく、ケレン味のない逃げで日本中の競馬ファンを沸かせたパンサラッサと吉田豊騎手はお見事の一言に尽きます。最後は完全に足が上がっていましたが、この馬の場合、中途半端に抑えるのであれば行ってしまった方がいいのは言うまでもなく、最近には珍しく馬の気に任せて行くことができたいう吉田豊騎手のコメントどおり、いい形に持っていけたのでしょう。一方で、バビットは鞍上がノリさんなので馬の気分優先ということを考えると無理に出していかないだろうなというのは想定の範囲内でしたが、どうも解せないのはジャックドールです。

前走で番手の競馬を身につけたことで抑え気味に行ったのでしょうが、逃げて後続に足を使わせることで自身の力を最大限に発揮できるのがこの馬と思っていましたので、上述のスローペースの先団で瞬発力勝負に付き合ったのはどうかと思います。パンサラッサの大逃げはさておき、自分のレースをするのであれば離れた2番手、つまり実質的には逃げの状態を作るべきだったのかなと思いますね。もちろん、私個人の見解ですので本当は違うかもしれませんが、期待していただけにちょっと残念な展開でした。結果的に切れ味勝負では分が悪いこの馬にしては上々の33秒台で上がってますので、もう少し前につけていたらなと思います。

推しメン菅原明良騎手のカラテは6着。ヨーイドンではちょっと分が悪かったですね。今日は200勝も達成し、勢いに乗っていたはずですが、もう少しペースが流れないと難しいでしょう。でも、この距離でも目処が立つ内容だったのではないでしょうか。

今週の結果

今週は回収率50%近くでした。元々、大金をかけているわけではありませんし、土曜日には競馬場で楽しく過ごせたのでよしとしていいレベルではないでしょうかね。これで4週連続の競馬場での観戦でしたが、来週もアルゼンチン共和国杯当日の指定席をゲットしてますので5週連続の予定。こうなったら、8週連続の自己ベスト記録を狙ってもいいでしょう。あとは他の予定との兼ね合いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?