若手6騎手が騎乗停止

誠に残念

なにやってるんだというのが、このニュースを見たときの率直な感想。ルーキー2人を含む女性騎手5人と角田大河騎手が30日間の騎乗停止となりました。容疑?は女性騎手5人については騎手控え室でスマホでネットを閲覧したというもので、角田大河騎手は今村騎手と電話で話したというもの。

騎手控え室で堂々と使っていたこと自体も驚きですが、女性控え室にJRAの職員がいなかったということでしょうから、それもどうなんだというのもあります。

デビューしたての2人だったり、いま乗りに乗っている永島まなみ騎手、古川奈穂騎手、更なる活躍が期待される今村聖奈騎手、角田大河騎手というメンツも衝撃的というよりほかありません。騎乗停止期間で反省してもらいたいものです。

ここからは邪推ですが、日常的にスマホなどを使用しているということが起きているんじゃないかと感じました。おそらく、新人の2人が堂々と使うというのはあまり考えにくいですが、「禁止されてるけど、みんな普通に使っているよ」みたいなことを最初から吹き込まれていたのであれば、「なんだ、そうなのか」と思っても不思議はないのではないでしょうか?先輩の3人も同様で、他の男性騎手から事実上容認されているようなことを吹き込まれていれば、こっそり使うことも想定されます。第一、角田大河騎手と会話していたというのですから、これは男性騎手の控え室でも事情は同じと考えてもおかしくないかもしれません。川田騎手みたいな怖い先輩がいれば使わなかったのでしょうけど、角田大河騎手は認定調整ルームでの使用となっており、これは多分、競馬場ではなくトレセンの調整ルームなんじゃないかと思います。若手は開催日も調教で乗ってから競馬場に行くというのを、以前に福永騎手がテレビの企画で話していたので、それじゃないかと思ってます。
(追記:認定調整ルームというのは、コロナ禍を受けてJRAが特別に認めている調整ルームとのことです。)

そもそも使用禁止がどうなの?

レース前日に調整ルームに入るのは公正を期すためということですが、なんか以前から違和感を拭いきれていません。八百長に加担という点では実際に騎乗する騎手が最もしやすいのは間違いなさそうですが、調教師や厩務員だって何かをやろうと思えばできるわけで、そちらは隔離されないのはどうなんでしょう?また、調整ルームは21時までに入ればいいはずですが、それ以前の外部との接触は白でそれ以降は黒というのもイマイチ分かりません。その他、当日調教をしてから競馬に向かう騎手がタクシー内で外部と接触することだってあり得ますし、どうも腑に落ちない点が多いですね。

とにかく、ルールの是非はさておき、それを破ったことは事実ですので十分に反省してください。それを切に望みます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?