ディスプレイ↔ベンチ3

画像1 ここの所ずっとかかりきりだったこのディスプレイ用の変形ベンチですが、ようやくひと段落ついたのでその経過報告したいと思います。(でもまだ終わってはいないw)
画像2 まずは最終的な完成形の全形です。あれ、思ってたのと違う?そうなんです。通常はベンチの形ではあるんですが(イベントのために)持ち運ぶことを前提として作っているので最終的に四角い形に収めました。
画像3 後ろから見たらこんな感じ(写真を撮っている時間帯が違うので時々夕日に照らされておりますw)。模様のように見えているのはベンチの背もたれの模様なんですが、良い感じにアクセントになっていますね。かっこいい~!(自画自賛)
画像4 ちなみにどうなっているかというと、ベンチの座るところに収納用の箱とフタが付いているだけの構造だったりします。ただこのフタに関しても試行錯誤あってめちゃめちゃ語りたいんですけど、そうすると全部が語りたい所だらけになってしまうので涙ながらに割愛しますw。
画像5 収納用の箱とフタを取ったところです。これが基本的なベンチの形です。イメージ的にはカントリーっぽい感じが出せたらなーと思いながら作りました。
画像6 背もたれと手すり部分の内側には模様をデザインしてレーザー刻印機で焼いています。『無駄にデザインした結果、変にダサくなってしまい無い方が良かったと後悔してしまうかも…』と、最後まで心配していましたが、結果的には大満足の出来になりました。
画像7 背もたれはレース調にデザインしたクラゲやカッパ(頭の図案が隠れています)に、最初に商品として作った待ち針やクローバー、そしてこれから作るグラスアイの図案をレーザーで切り抜きました。手すりの図案は『ちくわ【どんぐり】』のモデルであるシギが描かれています。
画像8 右側には『どんぐり虫』のモデルであるシギゾウムシを描きました。そういう意味では今までnoteでやってきた歴史が描かれていると言っても過言ではないかもしれませんねw。
画像9 そしていよいよ変形です。クラフト系でたまに見かける『変形して脚立になる椅子』をモデルにして、そのベンチ&ディスプレイ棚バージョンを作ってみたのですが、やってみると今までの工作の中で一番大変で死にそうになりながら作っていましたw。
画像10 構造的には座る所をひっくり返して重ね合わせるだけなんですが、設計図を書く時に表と裏がごっちゃになって寸法を間違えたり、組み立てる時に矛盾が生じて変な隙間が出来たりで、毎回ちょっとづつ進めてはまた戻って…みたいな日々をずっと繰り返していました。多分もう一回同じのを作れと言われても作れないだろうなぁ~…w。
画像11 ディスプレイ棚がこんな感じです。ここにグラスアイを並べたかったんですよね~。(これだけ作るのなら作業量は大したことなかったのにw)
画像12 ちなみに最初の収納用のフタを付けた状態だとこんな感じになって穴がなくなります。収納用の箱自体も入れたまま変形出来るのもやりたかった事でした。うーん、美しい…!(自画自賛その2w)
画像13 収納についてもこだわった部分で、商品や備品などを入れられるように色々画策しております。まずは一番分かりやすいベンチの上に置く最大容量の収納箱がこちら。底板はレーザーで模様を焼いたときのテストにしていた板を使っていますw。
画像14 そしてディスプレイの下の段は、そのまま引き出しにしました。この構造のせいで設計が鬼みたいに大変になってしまったのですが、この構造を考えた時はそんなこと露ほども考えていませんでした。無鉄砲って怖いですねw。
画像15 そして↑の段はこんな感じ。フタになっていて、それを開けると収納スペースになっています。本当はここも引き出しにしようと考えていたのですが下段で力尽きていたのとw、引き出しの形にするには一段は外から押せる形にしないとスムーズに引き出せなくなることが分かったので、構造的に無理をしたくなかったんですね。結果的にはこれでよかったかも。フタの突起にある青い物はマスキングテープでちょっと緩くなったのを調整している応急処置ですw。
画像16 おまけとして、組み合わせによってはこんな形も。積み木のように色々と用途を変えられるのも密かなアピールポイントだったりします。
画像17 というわけで、工作部分はほぼほぼ完成しました報告でした。あとはニスを塗って、細かい要素を足せば完成です。無事に終わりますように。(ニスによって木が曲がってしまうような気がして今から心配ですw)
画像18 最終的にはこんな形で持ち歩きます。ちゃんと見ると作りが粗い所もあるし残念な部分もあるんですけど、思った以上に上手くいってて個人的にはすごく気に入った作品となりました。というわけで、今回はここまで。ではでは~!

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