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コメントランナーズについて語ってみる(3/3)

この記事は『コメントランナーズ』という企画について、皆さんに書いてもらった事への返信と、私がこの企画で考えていたことなどを記したnoteとなります。
全3回を予定していて、今回で完結編。後に一つのnoteにまとめる予定です。

◆企画の趣旨と始めるきっかけ

最初にちょっとだけ書きましたが、この企画はある目的のためにやりはじめた企画であり、『ただ楽しければ良い』ことだけを目的とはしていませんでした。

『参加しても楽しく、見るだけでも楽しいコラボ企画』として考えていることは確かで、そういう点で言えばお笑い番組でよくあるフォーマットとも言えるし、『お題に対してどれだけ面白いことが言えるか』という企画であるとも言えます。

だけど私がそういう企画がしたかったのかというと必ずしもそうでは無くて、始めるきっかけは全然違う動機でした。

それは『noteにいる意味を作りたい』ということです。
誰かにとってそうであることもだし、何より私にとってそれが一番大事だったんです。

今年でnoteは10周年だそうで、そうすると私もここを利用し始めて10年経つ訳です。なかなかの期間ですよね。
その間、たくさんの人と知り合うことができ、多くの人がnoteを去っていきました。

運営のコンプライアンスの低さ、メディアとしての拡散力の低さ、プロへの足がかりにならなかった、手間や時間ばかり掛かって続けるメリットが無かった等、様々な理由で違うところへ移動、またはアカウント削除されたりする方をたくさん見てきました。

そして私自身もnoteを更新するモチベーションが年々下がっていることを実感してたんですよね。
noteを辞めることは考えていませんでしたが、知った人が少なくなっていく中で『わざわざnoteで更新する』理由を見つけづらくなっていたのです。そうして更新するための時間は削られていき、他の人のnoteを見に行くことも少なくなってしまいました。

そういう諸々をどうにかしたいなーと思って考えたのがこの『コメントランナーズ』という企画でした。

『noteに居る理由が分からなくなったり、ツマラナイと感じるのであれば、自分で理由を作れば良いじゃん』、そう思ったんですよね。『人が居なくなって寂しくなった』と感じるのであれば人と繋がれる何かをすれば良いし、『noteである必要が見いだせないのであれば、それを作ればよい』と思った訳です。何よりそういう事が出来るのがSNSであるし、noteなんじゃないかって。

前述した『お笑い番組的な企画』という話や『お題の方向性』みたいな話も、確かに企画としては重要な話ではあるんだけど、もっと根本というか、中心にあるのが『noteにいる意味を作りたい』と目的なので、そこにどう繋がるかの方が大事だと考えています。


◆『noteに居る意味』とは

私は今の運営がやっている方向性は(過去には色々やらかしてましたけどw)基本的には合っていると思っていて、『コンペなどによってプロへのステップを作る』とか『誰もが創作を続けられるような施策をする』という流れは、全体としてコミュニティを大きくするときの目標として正しい方向性だと思っています。

ただ一方で、個人的には『つまらなく感じちゃう』気もするんです。必ずしもプロに拾って貰うことを目標にしていない人や、緩やかな繋がりをモチベーションにしている人などに、その『意識高い目標』はどれだけモチベーションに繋がるのだろうと。まぁ私自身がそうだったって話なんですけどw。

私が未だにnoteを去らない理由は、ここで知り合った人たちとのやりとりが楽しかったから。noteからは去ってしまった人もいるけども、それでも今でも仲良くしてくれる人はいるし、知り合ったきっかけはnoteだったから違う場所を本拠地として移動したくなかったんですよね。ここでしか付き合っていない人もいますし。

それが私がnoteに居る理由だと思っているし、そういう感覚を共有したいと思ったことが『コメントランナーズ』という企画をやり始めたきっかけだったんです。

なので、noteを離れていた人がこの企画に顔を見せてくれてコメントくれたり、休んでた人が再開しているのを見ると嬉しいです。毎週参加してくれる人がちょっとでも『あれがあるからnoteを覗いてみるか』と思ってくれればとても嬉しいわけです。それこそがこの企画の一番の目的だから。

だからこそこの企画においては『続ける』ことがすごく大事で、多少手抜きをしていても企画を続けることを優先している理由もそこから来ていますw。『いつでも立ち寄れる居場所を作ること』が、がっつり創作をしている人も、ゆるく更新している人にとっても大事だと思うので。
そしてなにより私が一番そういう場所を求めていたわけです。


この企画に対しての最低限の参加は『コメントにスキを押すだけ』です。
でも、その数によって優秀賞が決まり毎週表彰されます。
がっつり参加しようとすると『文字数500文字以内』でそこそこ書けます。
コメントは作品として扱い(私のアカウントがある限り)ずっと残しますし、何年か後にふとnoteを開いて見返した時に『ああ、そう言えばこんな事書いてたなぁ』と思ってもらえるような場所でありたいと思っています。

そのゆるくて自由な繋がりこそが、私が思う『noteらしさ』であり、この『コメントランナーズ』という企画でやりたいと思った事でした。


◆企画の終わり

最後に企画の終わりについて、書いておきたいと思います。

『続けることが何より大事』と書いておきながら、この企画はほんのちょっとのきっかけで終わります。多分。
例えば私自身が時間が取れなくなった時。参加する人がいなくなった時。あるいは、誰かのモチベーションが続かなくなった時など、ほんの小さな変化で突然企画が終了する可能性は全然あると思うんですね。

なにも『だから皆さん参加して!この企画が続くように応援して!』と言いたい訳ではありませんw。
この企画は私が勝手に企画して、勝手に目標を立てて、続けているだけです。当たり前ですが、面白くなければ参加しなくて良いし、見る必要もありません。
だけど、ちょっとでも面白いと思った時は、その小さな芽を育てることも大事だと思うんですよね。大きくなった果実だけを獲る事になれてしまったら、次の季節には何にも生えてこなくなってしまう不毛の地となってしまうから。

もちろん出来る限り続けたいと思うし、最初に目標としていた『100コメント』とかも達成したいなーと思っています。そしたら超人気企画じゃんw。

『noteを続ける意味』は人によって違うし、私自身もこの先変わってくると思います。
この企画が『noteにいる意味を作る』という目的を出発点にしている以上、それを見失った時点で続ける意味を見失うし、参加している人にとってそれが意味を成さないとなってしまっても同じく続ける必要性を失うと思うんですよね。

というわけで、この先も出来るだけモチベーションを持ってこの企画を続けていければなと思っていますので、今まで参加してくれた方や見かけた方は、ほんのちょっとでも気に留めて、あわよくば参加して貰えたら嬉しいなと考えています。(宣伝w)


以上が、コメントランナーズ特別おまけ『コメントランナーズを語ってみる』でした。
出来ましたらこれからもお付き合いのほど、よろしくお願いしまーす!

ではでは〜!




ちくわ【どんぐり】


#コメントランナーズ #commentrunners

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