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キクラゲ日誌5:第2回【noteです。マッチ】を振り返って。

●はじめに

このnoteは2月20日に開催したコラボ企画【noteです。マッチ】の「『字を書く』対決企画」について、感じたことなどを書いていくnoteです。

どんな企画かはこちらをご覧くださいな。
簡単に言うと、『作品で対決』する企画なんですが、作品を介して『作者』『読者』『企画者』がそれぞれの立場で楽しめる(といいなぁ~)企画となっています。

そして今回はその第二回、『字を書く』対決企画について、感じたことなどを書いていきたいと思います。

(ちなみに勝負の内容や勝敗などの結果発表はこちら~↑↑↑)


●反省点など

企画の内容などは上記リンク先の結果発表や企画ページなどに譲るとして、今回は特に長かった企画会議の事だったり、企画全体についての事に触れたいと思います。

その前にちょっと、お二人のテキストの紹介を。

お二人とも企画について思う事などをテキストにして書いてくれました。ありがとうございまーす!
いやー、こういうフィードバック嬉しいですよね。それぞれ企画について色々考えてくれて、それを時間を掛けてテキストに書いてくれるというのは嬉しい限りです。

ちなみに前回の対決の時も反省点などを書いていたんですけど、その時の意見は、主にこんな感じでした。

・企画内容のわかりづらさ
・企画会議室(コメント欄でのやりとり)が色々大変
・拡散しづらい

他にも色々ありましたが、私自身も課題だなーと思った事はこんな感じ。
特に問題と感じたのは『企画会議室(コメント欄にて企画を打合せする場所)』ですね。
これを改善するために、スマホでも見やすいように行に対しての文字数を制限してみたり、毎日の更新内容が分かるように画像でまとめたりしましたが、大して手ごたえもなく空回りに終わったかなーと感じておりますw。

あと、個人的に一番失敗したかなーと思ったのは、企画を作るための『企画会議室』の期間が長すぎたなーと。これは色々思うことはあるのですが(後述)、それにしてもそこで疲れて(ダレて)しまった人も結構いたのかなーと思っています。


●私自身が振り返って

第二回【noteです。マッチ】では、1月11日から行われた企画を練るための『企画会議室』が、実際に対決が行われる2月20日の1ヵ月以上続いていました。
企画全体について考えるために途中脱線した経緯を踏まえても、ちょっと長すぎかなーと。そのへんのリスクはやっている最中も感じてはいましたが、結果としてやっぱり一番ダメだったなーと反省しておりますw。

本当は100回を目指していた

実はこの企画、(今まで言ってなかったんですけど)『100回位やりたいな~』と思っていたんですよね。実はw。
それだけの回数が実現出来れば自分の中で成功かなと。なので最初に協力者を募って、企画の弱点を直せればいいなーと思っていたこともあり、途中脱線して企画そのものについて考えてたりしてたんです。

また、協力者が居てくれる間(パイロット版の間)にやる回数は『大体10回くらい』を想定してました。これくらいの数をこなす事で色々な事が見えてくると思ったし(『読者、作者、企画者』の役割、人がどれくらい継続して参加してくれるか、20分の作業時間が良いのか悪いのかetc)、どんな企画かも分かりやすくなるかなーと思っていたんですよね。

まぁ、私の都合で2回で休止になってしまった訳ですけどもw(てへっ)。


そんな訳で、最初のよく分からないまま『企画に協力してくれる人~!』って募集して手を挙げてくれた方々には感謝しております。『何をするか』も『いつまでか』も分からない状態で募集して、『手を挙げてくれたんだから協力お願いします~』って逃げ道もなくお願いしてたのが心苦しくて。
申し訳ないなーと思っていたのですが、おかげ様である程度の形を作ることが出来ました。感謝、感謝ですよ~!

(一回中断してしまったので、これ以上、以前と同じような形でご協力願うことはしない予定です。もちろんご協力頂けると嬉しいですけどもーw!)


▶一番重要なのは『企画者』

この企画は、作品を介してそれぞれの立場の人が楽しめることを目指していますが、その中でも特に重要なのが『企画者』だと考えています。
『企画内容』自体はぶっちゃけ自分一人でも作れるんですが、もし私以外に『企画者』がいなかったら、この企画そのものが成立しないんじゃないかというくらい重要な存在だと思っています。
企画そのものが成立しない、というよりも『この企画全体を通して実現したかった事が出来ない』といった方が正確でしょうか。

だからこそ、最初に『企画者』として協力してくれる人を募集する必要があったし、企画会議でなるべく時間を掛けていたのも、そこに至るまでのプロセスを重視していたからという理由もあったんです。

『企画者』の重要度は変わらないと思うので、この企画をこれからも続けていくのなら、まずココから見直さないといけないかなーと考えています。


『やってて面白そうだったなー。次は私もやってみたい』と思えるような感じに出来たら一番いいんですけどねw。

●おわりに


▶小さな革命を信じている

今は割と以前の状態に近くなりましたが、【noteです。マッチ】が始まると、基本的に私の更新はほとんどがそれ関連で埋まります。もしかしたらそこに違和感を感じる方もいるかもしれません。

なぜそこまでゴリ押しして、この【noteです。マッチ】を続けたいかといえば、私は企画自体を『作品』として続けていきたいと考えているからなんですよね。

そして私はこの『作品』によって、小さな革命が実現出来るんじゃないかなーと考えています

それは『noteに留まる意味を見つけられる』という革命です。

『つくる、つながる、とどける』はnoteのコンセプトですし、『だれもが創作をはじめ、続けられるようにすること』はnoteが掲げるミッションです。
批判は多々ありますが、私は基本的にその方向性に賛成しています。

だけど、口当たりの良い食材は必ずしも健康に良いとは限らないのと同じように、誰に対しても優しいコンセプトは必ずしも個人に届くわけではなかったりします。そして、その個人は私なんです。


初期の石器時代を彷彿とさせるような時代と違って、今は色んなUIが改善されてたくさんの人が来るようになったnote。
コンペもたくさん開催されて、受賞者にはcakesへの連載を勝ち取ったり、企業のお仕事を貰えたり、あるいはnoteで有料記事を販売して収入を得る事も出来ちゃったりします。
そういう意味で、noteは日を追うごとに改善されているし、良くなってきていますね。


でも、そこにいます?自分が。

作品を作る事のほとんどの理由が上記のようなものならば、逆説的に言ってほとんどの人が徒労に終わります。「noteに来れば有料販売できるし、お小遣い程度は稼げるかも」と、考える人ほど背中を丸めて去っていくし、もちろん本気で頑張っている人も多くは去っていきます。

作品の『報酬』は一握りの人にしか渡らないから。

私がしたいと考えているのは、その『作品』の使い方なんですよね。
もちろん何かを求めるために作るのでも良い。だけど、もっと他に何か無いのかなって。本来の目的とは別に、『作品』自体を使って楽しみになれるようなことが出来ないかな。『noteでだからこそ、作る意味』が見つけられないかなって。例え『作品』を作らなくても、見たり、関わったりすることで楽しめる何かを作れないかなって。


その実現が私にとっての『小さな革命』だと思っています。
決して大きくはないけども、何かをひっくり返せる小さな革命。


私が【noteです。マッチ】という企画をやりたいなーと思っている理由も、『企画者』が一番大事だと思う理由も、勝敗自体に意味がない、レビューの公平さは必ずしも必須ではないと考える理由も、そういうのが理由だったりします。

あえて言うのなら、これは私自身の革命です。他の誰かの為にやっている訳ではありません。自分の為に今までやってきたし、その為にこれからも続ける意味があると思っています。

でももし、この企画に関わってくれる人や見てくれる人たちが『良いなー』、『これからもやりたいなー』と思ってくれて、それぞれの中に自分だけの『小さな革命』が起きてくれたらいいな~と考えています。


それこそが、一番私が作りたかった『作品』なので。


(キクラゲ校長)

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