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真実への目を開く

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私たちが本当に真理を手にしたいと願う時、真実を見ることのできる心の訓練が必要になります。統合への道を進みたい人のための記事です。有料にすることも考えていますが、今のところ無料で公…
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#子育て

毒親を赦すことで起こること

親からの支配を受けて育った もう、感覚的には、遙かかなた昔のように思えて、鮮明には思い出せないのだけれど(事実、真理の視点から見るとそんな出来事ははじめから起こっていなかったのだけれど)、私は大好きな両親から精神的な虐待を受けていた。  時にはしつけと称して暴力的指導もあったし、日々行われる嫌みも横行していた。もともと薄かった親との愛着は、小学校2年生辺りで完全になくなり、そこからは、過度なしつけと、過干渉、支配とコントロール、抑圧、が主に親から受けるものだった。小さな頃か

子どもの目は真理に開かれている

最近嬉しかったこと「『わたしのたからもの』っていう作文を書いてね、『わたしのたからものは、家ぞくです』って書いたの」と、眠る前の布団から、子どもが顔をのぞかせて、うふふと笑い、それから抱きついてきた。「そうなのねー、お母さんも家族が宝物だなあ~」などと、もらい笑いしながらぎゅっとした。そういえば、他の兄弟も全く同じ内容の話を教えてくれたことがあったなあ。子ども全員から同じ内容の宝物の話を聞けるなんて、私はしあわせなお母さんだ。 いつだったか、「お母さん、お友達でね、『家族が

愛を語ること

こそばゆい《愛》について科学の分野では、《生命体》という言葉は良くても、《魂》という言葉は使えないそうだ。その言葉を使った人の論文は一気に相手にされなくなるという。《愛》という言葉だって、きっと使えないのだろう。どんな分野にも共通言語があって、「この言葉はこういう意味だ」という前提を共有していると、話はスムーズに進む。その共通言語にどれを選ぶかは、自然に淘汰されるし、時代だったり、背景によっても違うけれど、でも、その分野ごとの特徴があるなあと思う。 私たちの中にある、《愛》