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真実への目を開く

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私たちが本当に真理を手にしたいと願う時、真実を見ることのできる心の訓練が必要になります。統合への道を進みたい人のための記事です。有料にすることも考えていますが、今のところ無料で公…
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#人生

結末ありきのあなたのストーリー

ドラマの結末までの緊張ドラマを見ているとき、その内容が佳境に入ったり、緊張感漂う展開の折に、つい、こっそりレビューやネタバレ記事を見てしまうことがある。「このドキドキこそが面白いのに何やってんだ」とたくさんの人から笑われてしまいそうだけれど、2~3時間で必ずラストが来る映画ならともかく、何十話もあるような連続のドラマだと、真に迫った緊張感にハラハラするのに疲れてしまったりするのだ。どうぞ根性なしと呆れてください。 レビューや記事で分かるラストなんて概要だけだし、私としては、

もう悪夢を見る必要はない

悪夢との長い付き合い私たちは長い間悪夢を見ている。 怖かった記憶や、緊張した体験、不安や嫉妬、自分へのダメ出し、怒りや恨み、孤独にさいなまれたり、人からどう見られるのかに怯えたり。感じないように努力していても、そうした記憶は小さな刺激でふっと私たちを占領してしまうし、「よりにもよってこの人と?」 という感じで、自分が否定したものを体現したような人が目の前に現れたりする。私たちがそこに反応してしまうのは、もちろん、自分自身の中にその種があるからだ。 そんなことを言うと、今度

人生は自動運転の旅

運命か宿命か運命は変えられて、宿命は変えられない…などと、そんなことを耳にしたことは誰でも一度はあるだろう。 かといって、今日何を食べるかは自分で決められるし、どちらの道を通って目的地に向かうかも自由に選択できる。恋愛も自由にできるし、今日の服だって自分で選んだはずだ。私たちは自由の世界に生きている。そして、自由があるからこそ、迷う。 …と、私も思っていた。もちろんその時々で自由にできないことは多々あったし、成長の過程で様々な抑制はあったものの、大人になってからは、一応す