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真実への目を開く

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私たちが本当に真理を手にしたいと願う時、真実を見ることのできる心の訓練が必要になります。統合への道を進みたい人のための記事です。有料にすることも考えていますが、今のところ無料で公…
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#魂

私たちは意味のないものに価値を付けている

そのものには価値はない冷静に考えさえすれば、お金そのものに価値があるわけではないことを、私たちは理解している。経済が破綻したり、自分しかいない場所で生きる時、お金はただの紙切れになって、おしりを拭くくらいにしか役に立たない。 私たちがお金に価値があると思うのは、「価値がある」という夢をお金に付けているからだ。紙幣を手にしたら、私たちは、「これであれが買える」「この支払いに使える」「これであれが食べられる」という幻想を瞬時に夢見、その視点でお金の価値を見ている。 ダイヤモン

世界は幻想なのか

あの日、電車から眺めた幻想の世界「世界は幻想だ」という概念を知ったのが、いつだったかはっきりと定かではないけれど、あるシーンをなんとなく映像で覚えている。JRの電車のボックス席に一人座り、窓の外の風景を見ながら、もし世界が幻想というなら、この外の世界も今自分が座っている電車も、本当に現実ではないというわけか、としげしげと眺め、もし現実でないとしたら、これは一体何なのだろうか、どういうことなのだろうか、とぼんやり考えていた。 今はテレビで地球の裏側に住む人の生活もわかるし、直

スピリチュアル嫌いもいいけれど

スピリチュアルとはなんぞやスピリチュアルってなんでしょうね? 私はこの問いかけに、かれこれ何十年も取り組んでいる。そもそも、本屋に行けば精神世界と分けられるこの類の分野に足を突っ込んでから、いまだ明確にすっきりした答えが出ない。スピリチュアル(spritual)とは、霊性だったり霊的であることと訳されるが、近年特に、「スピリチュアル」と話しても、どうも相手には意味合いがずれて伝わってしまうし、かといって、「魂の…」いや、ダメか、「霊的な…」いや違うか、「スピリット的な…」余