推奨レース結果(3/20週)
AP競馬新聞編集長の ひろみ です。
まずはAP指数的重賞振り返りから。
土曜中京のファルコンSは、AP指数2位のルークズネストが圧倒的1人気グレナディアガーズを頭差抑えて逃げ切り勝ち、初重賞制覇しました。最内枠をうまく活かして逃げて、速い時計の出る馬場で前半3F33.7秒は平均より遅めの流れ。勝負のポイントは4F目で11.4秒と下りでペースをさらに落として息を入れることができた、幸騎手の好騎乗だったと思います。この時点で後方待機馬には厳しかったです。マークしたAP指数は『62』、過去10年の勝ち馬と比較して上位の部類に入りますが、今後の大きな舞台につながる傾向がみられないので、苦しいかもしれません。
土曜のもう一つの重賞は、フラワーカップでした。こちらは好位追走のAP指数3位のホウオウイクセルが直線で素早く抜け出して0.2秒差つける完勝。前半37.4秒と超スローで流れたのですが、上り4Fが11.6-11.8-11.8-12.2とL4最速の持久戦のようなラップになっており、それなりに先行馬に厳しい展開になったと思います。マークしたAP指数は『55』で、過去10年の勝ち馬の中では中の下といったところです。桜花賞に出てきたとしても、かなり苦しい戦いになるかなという印象です。
日曜は皐月賞トライアルのスプリングSが行われ、AP指数11位のヴィクティファルスが先に抜け出したアサマノイタズラを差し切り勝ちしました。マークしたAP指数は『56』、これは過去10年で下から2番目。15年キタサンブラックが『56』で次走皐月賞3着と好走していますが、これは2走前の条件戦で『70』をマークしており、指数の裏付けがある状態でした。当馬は今回の指数がキャリアハイで、本番は苦戦する可能性が高いと思います。
日曜のもう一つの重賞は阪神大賞典、AP指数2位のディープボンドが渋った馬場をモノともせず5馬身差の圧勝、京都新聞杯以来の重賞制覇となりました。しかし、手放しでは喜べないことがAP指数からわかります。マークしたAP指数は『84』。過去10年の阪神大賞典でAP指数『84』以下の馬で天皇賞春に出走した馬はのべ47頭いて、3着内は15年カレンミロティック、16年カレンミロティックの2回のみ。対して『85』以上は2-1-3-5なので、苦戦ぶりがうかがえます。もしも天皇賞春に出走してきたとしても重い印は打ちにくいです。
さて、今週の推奨レース結果をまとめていきたいと思います。推奨レースは先週から無料公開しています。全推奨レースを見たいという方は、こちらからご覧ください。
■推奨レースの軸馬戦績
<今週>
着度数:3-0-2-2(勝率43%、複勝率71%)
単回収率:93%(650/700)
複回収率:111%(780/700)
<今年通算>
着度数:28-15-18-50(勝率25%、複勝率55%)
単回収率:79%(9760/12300)
複回収率:77%(9510/12300)
■推奨レース戦績
<今週>
推奨レース数:7
的中レース数:0(的中率:0%)
回収率:0%(0/5200)
<的中レース>
<今年通算>
推奨レース数:122
的中レース数:28(的中率:23%)
回収率:107%(69940/64800)
先週の反動が見事に出て、的中レースなしのボウズという結果でした。通算の回収率も10%近く落としてしまい、ショックな土日でした。
みなさんもコロナには十分にきをつけて、来週の競馬も楽しめるようにがんばりましょう!
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