ケンイチと鬼滅の刃との出会い
「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃ェェン!!!」
当時大学4年生。(ケンイチは中2から時が止まっている)
大学生最後の年に地元から親友が遊びにきて、彼の帰りの夜行バスを待つ間、夜の公園で鬼滅の刃ごっこをして、剣撃を交わしたのは記憶に新しい。
特にこれといって連絡も
しばらくとって無かったんだけど
最近面白い漫画があってさ…と鬼滅の刃をあげたところあれ?おまえも好きなの?みたいな感じで嬉しかった。
昔から彼とは趣味が合う
(合わないものはとことん合わないけど)
出会いは本屋でたまたま見かけて
1話だけ無料で読めますみたいな薄い冊子を読んで
購入を決意。
最初は2冊だけとかで買ったんだけど
あれよあれよと止まらなくなって全巻揃えてしまった
(ちなみに当時はまだ10巻くらいしか出ていない)
そんな鬼滅の刃が今週号で最終回を迎えた。
先週分と合わせて、電子書籍でジャンプを購入して読み終えました。
個人的にはこのまま終わって欲しかったという気持ちがあったのでホッとした。
そしてこの超絶人気の中最終回を迎えたことで
この作品は本当に伝説になってしまったと思う。
全力で駆け抜けて爽やかに去っていく。
美しい幕引きだった。
僕は小さいころから母親の影響もあって
とにかくアニメ・漫画漬けで今日まで育ってきた。
好きな漫画なんてひとつに絞れないし
今まで読んできた全てが僕という人間の人格形成に非常に深く関わっていて。
もう漫画を死ぬほど愛している。全部大好きだよ。
この頃から鬼滅の刃はいつか絶対に売れる…!
と僕は確信していたので
正直この社会現象は想定内というか
まだ緩いんじゃね?って思うくらい笑
ただアニメ化で一気に火がついてこの作品を読む人が増えたことは1人のファンとして本当に本当に嬉しかった。
僕が1番好きなセリフは
炭治郎からは 泣きたくなるような 優しい音がする
これです。
もちろんまだまだめっっちゃあるけど
1番はこれかなぁ…。
えっそこ?ってなるかもしれないけど
僕は当時初めてこの文を読んだ時に
あまりにも美しすぎて単行本を持ったまま天井を見上げてしまってしばらく動けなくなった笑。
炭治郎というキャラクターをこれ以上に感じられる台詞が無いというか。
もう文学だよね。小説1冊読んだ後の読後感さえ覚える。
太陽のようなとかではなく、泣きたくなるようなという表現がここまで読者に真っ直ぐにぶっ刺さるのはやっぱりキャラクターがちゃんと生きてる証拠なんだよね。
炭治郎が漫画から飛び出してるのよ。間違いなく。
何度笑って、何度涙を流して、何度胸が熱くなっただろうか。
ありがとうございました。
次回作も先生が描きたいものを書いてください。
僕はついていきます。
今回使用した画像は公式Twitterが配布したヘッダー画像なので良かったらみんなもゲットしてね。
ではサイなら🦏
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