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母が脳出血で倒れてから今日までの話#5

今日で最終回。


今回の出来事で1番変わったのは
僕自身の死生観でした。


自分の母親がこの世界からいなくなるかも知れない。
そう思うと
僕自身の体では無いですが、ひどく恐怖を覚えました。


人はいつ死ぬかわからない。


そんな当たり前を母の危篤を通して感じた時に
今まで以上に
死というものとの距離が近くなったような気がします。

意識的な距離とでもいいましょうか。


僕はいつまで生きていくんだろう。
何がきっかけで、どんな風にこの世界から消えるんだろう。

あの人といつまで一緒にいれるんだろう。
この人はいつ僕の前からいなくなるんだろう。

いつまでも生きていられるとどっかで思えている感覚は
ものすごく幸せなことであると同時に

なんて愚かなものなんだろうと思う。

いつか消えるなら
そしていつ消えるかもわからないなら

やっぱり

言いたいことは口にして
自分がやりたいことには真っ直ぐに向き合って


この命を燃やして
少しでも後悔の無い人生にしたいなと思う。


誰かの記憶に残るような
生き様をこれから見せていきたい。


ウダウダと書いてしまったが


とにかく母が戻ってきてくれたこと
それがなによりも有難い。嬉しい。


ここまで読んでくださりありがとうございました。

生きていこう。


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