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格安&強い!アナカラーロマノフについて

こんにちは。hiroです。今回は【アナカラーロマノフ】というデッキについてご紹介します。
まず1つ前置きとして、CSなどで安定した成績を残せるという意味での「強さ」ではなく、安くて面白いという意味での「強さ」であることをお知りおきください。

1.制作経緯

制作経緯と言ってもタマシード使いたいなあくらいのものでした。と言いますのも、バイケンのビジョン(以下【バイケン】)やマンハッタンのメモリー(以下【マンハッタン】)と言ったカードパワーの高いカードであったり、事前評価がかなり高かったにも関わらず使うデッキが見つからなかったテラスザークロマノフスター(以下【ロマノフ】)が余っていたからです。

せや、アナカラー軸にしたら強いカード入れられまくるやん!

とまあこんな感じです。早速リストに参りましょう。

2.デッキリスト

デッキリストはこちらになります。
色配分は青/黒/緑が21/20/15で多色が10枚となっています。若干緑が少ないと思われる方もいるかと思いますが、使用感に問題はありません。

3.各種カード解説

各種カードの解説をしていきます。
【ダンディ・ナスオ】
不可能を可能にしてくれるカード。単色を落としつつ墓地を肥やせてロマノフスターの生贄にもなる0マナ墓地肥やし。最強。

【アストラルの海幻】
タマシード版エマタイ。当初は4だったが、他の枠の兼ね合いと、【ダンディ・ナスオ】の採用により3に。デッキの心強い潤滑油。

【ジャスミンの地版】
タマシード版ジャスミン。2-4で【バイケン】や【ラビリピト】に繋げられるため4確定枠。

【終末の時計 ザ・クロック】(以下【クロック】)
盾からはもちろん【バイケン】と組み合わせてターンを絶対に貰える現役最強受け札。
このカードはかなり奥が深いためプレイング部分で詳しく解説。

【天災デドダム】(以下【デドダム】)
4確定。最強。

【ライオス銃鬼の封】
アポロや赤単への強い受け札。アポロのランデスが入らないためかなり強い。【ロマノフ】と組み合わせれば2面除去も出来るコスパのいいタマシード。4確定枠。

【disジルコン】(以下【ジルコン】)
かなり強いカードなので4欲しいものの、2コストの【アストラル】や【ギニョール】に枠を譲ったため2に。2でもマナや墓地から何度でも出てくる素晴らしいリソース札。

【追憶人形ラビリピト】(以下【ラビリピト】)
最強ハンデス。実質永続ロスソ。枚数は増やしたいが、枠が少ないためやむを得ず2に。【マンハッタン】を、1枚削って入れてもいいかもしれない。

【バイケン】
受けに優れたカードパワーの塊のようなタマシード。4確定枠。

【マンハッタン】
超多面除去が出来るメタカード。信じられないくらいのパワーカード。緑単色ということもあり絶対に4確定枠、と言いたいが、3でもいいと思っている。

【ロマノフ】
上に同じくカードパワーお化け。墓地から湧いてくるため手札を使う必要がない。器用なカードでもある。キーカードであり、4確定枠。

【闇参謀グラン・ギニョール】(以下【ギニョール】)
本当に革命を起こした怪物。【バイケン】【クロック】と共に合わせることで無限耐久が可能に。
リソースにも受け札にもなり【ラビリピト】と共にロスソにもなる。
宇宙を見るかのような強さ。

4.プレイング解説

プレイングについてですが、対面によって取るプランが多種多様な上、環境デッキに対面させると不利なことが多いため、特定のデッキへのメタとなるプレイングを一般化してお話することは簡単ではありません。
そのため、有利が付く赤単やアポロと言った殴ってくれる対面へのプレイングやコントロール系統の対面のプレイングを解説し、不利が付いてしまうゼーロベンやカリヤドネループと言ったコンボデッキへのプレイングは簡略化させていただきます。

【殴ってくる対面】

【赤単ガガガ】や【赤緑アポロヌス】、最近出てきた【黒単/黒緑アビスロイヤル】や【レックスガイアッシュ覇道】であったり、【赤緑ボルシャック】などの対面をご想像ください。

このような対面には、何よりも【バイケン】を立てつつ、手札に【クロック】を揃えないといけません。ターンさえ貰えれば、【ロマノフ】+【マンハッタン】でロックをかけることが出来ます。

ここで1つ絶対に覚えて頂きたいプレイングをご紹介します。

初期盤面は、
【ロマノフ】、【クロック】、【その他1体】(【ラビリピト】が望ましい)が盤面にあり、墓地に【バイケン】、墓地または手札に【ギニョール】がある状態から始まります。デッキの性質上マナはかなり貯まっているため、マナの説明は省きます。

1.【ギニョール】のムゲンクライムを使用し【クロック】と【他1体】をタップしつつ着地させます。

2.【ギニョール】効果で【クロック】をバウンスします。

3.【ロマノフ】攻撃時効果で【バイケン】を墓地から蘇生します。

これにより、毎ターン殴ってくれる相手には無限耐久が可能となります。もし相手が対応し殴らなければ、【ギニョール】効果で面を取れば安全に殴ることが可能となります。

これがメインの終着点ギミックとなりますが、【赤単ガガガ】や【赤緑アポロ】などは基本受け札がほとんど採用されていないため、ジャスキル+2くらいを揃えて殴っても恐らく勝てるでしょう。

【殴ってくれない対面】

【アナカラーハンデス】、【ゼーロベン】、【カリヤドネループ】などが該当します。【アナカラーハンデス】はデッキ性質上、ハンデスがあまり効果をなさないため相手が7マナを貯める前に地道に殴ればよいでしょう。

ループ対面は、

勝てません!!!!
ごめんなさい!!!!

5.最後に

以上が解説となります。拙い文章となりましたが、皆様のデュエマライフのお助けに少しでもなれば幸いです。制作費も他のデッキと比べ高くはないため、組んでみてはいかがでしょうか。

最後となりますが、Twitterにおきまして、DMで質問を受け付けております。プレイングで分からない部分や採用カードについての質問はお気軽にどうぞ!

Twitterアカウントはこちらになっています。

6.追記 採用検討カード

大勢の人に見て頂いてるため、何か内容を追加しようと思い、質問の多いこちらの項目をご用意致しました。ここでは、リスト内のカードの増量ではなく、全く別のカードをご紹介していきます。

【パーフェクト・カースマインド】

新弾で出た新たなパーフェクト呪文です。手札交換や相手のアプル等の除去、さらにはタマシードの展開が可能となる器用なカードです。
しかしながら、受け性能がない分、受けに重点を置いているこのデッキには合わないと考え不採用としました。また、枠がないことも理由の一つです。

【パーフェクト・ネイチャー】

パーフェクト呪文の中でも最強の1枚。マナから【デドダム】出してリソース保てる!アンタップキラー付与でアプル取れる!
と思いつつ、これしかないため貴重な枠を割く必要がないと考え不採用。ちなみに【デドダム】や【ダンディ・ナスオ】を【ギニョール】でバウンスすると半永久的なリソースが稼げます。

【神ナル機カイ「アダム」】

フィニッシャー。採用はかなり現実的。ギニョールラビリピトのギミックを僕は採用しましたが、これで殴る考え方も可能です。是非試してみてください。(採用検討枚数1-2)

【「アダム」-鬼MAX】

【バイケン】から出る大型クリーチャー。カードパワーは高いが、やはり【ギニョール】などの方が攻守共にバリューが多いと考え不採用。

【パーリ騎士の心絵】

墓地メタであり山回復パーツでありマナ回収要因でもある万能タマシード。今回は環境デッキを対面として考慮していない点と、【ロマノフ】から出てもそこまで強くない点から不採用としたが、容易に採用可能。(採用検討枚数1-3)


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