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Somewhere Far Beyond 2018-2021

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ハーミットインというスモールビジネス/ホビービジネスのオーナーとして。趣味人として。息子として。父親として。そして一人の人間として。創作のこと。今まで出会ったカッコいい大人たち。…
「フルーツジュースでU.S.A.」「ゾンビに負けるな、クリエイター」「オールドスクールファンタジー…
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2020年2月の記事一覧

D-POPとイッサイ・ガッサイ・USA

現在のハーミットインがワークスペースを構える横浜・戸塚。その最寄駅であるJR戸塚駅は、かつて俺が高校時代に通学で毎日使った駅である。あの頃から時は流れ、駅前は再開発で当時とは全く別の街になっている。 俺の高校は西口から少し離れたバスセンターからのバス通学だったが、朝から高校に用はないので、俺は朝電車を降りるとそのまま東口へ向かい、陸橋の階段を降りて“ワークスペース”を目指す。俺は授業よりも大切な“仕事”に没頭していたからだ。 1994年当時、ミスタードーナツが東口と西口に

走る車の中にいると落ち着く性分でね。考えがよくまとまるんですよ。

「走る車の中にいると落ち着く性分でね。考えがよくまとまるんですよ。走ることで自らは限りなく静止に近付き、世界が動き始める」 パトレイバー2劇場版で、陸幕調査部別室の荒川茂樹はそう言った。 ワークスペース移転を機に新車を求め、再び車を運転するようになった俺だが、実際竹中直人のいう通りで、車の中にいると考えがよくまとまる。

ゾンビに負けるな、クリエイター

今日はミニチュアとかファンタジーとかに限らず、「作品」を手がける創造的な人たちに対して伝えたい事があるので書く。 君が何かを作ったとする。それをそのまましまいこみ、次の作品に取り掛かる。それはそれで確かに創造だし、君の楽しみだ。そこに何の悪さもなければ、間違ってなんていない。 一方で、君の手がけた作品を他の誰かに見てもらうことは、充実感や達成感を倍増させる。作品が他の人の目に触れることで、自分では思ってもいなかったポジティブなフィードバックや刺激をもらうこともある。「よし