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勝手にB'zを布教する

年末年始で時間をもてあましている紳士淑女老若男女に、勝手にB'zを布教します。

B'zは昭和最晩年から活動しているグループであり、35年以上のキャリアを経て膨大な数の曲を生み出してきました。そのため、どれから聴き始めればいいかわからないという方も多いかと思います。そういう方に向けて曲紹介をするというコンセプトですが、ultra soulやLOVE PHANTOMみたいなメジャーどころを挙げても面白くありません。コアなファンしか知らないような、マニアックな10曲をリストップしてみます。

YOU&I

1995年リリースのシングル「ねがい」のB面*として収録された曲です。ポップな曲調でありながら悲哀なリリックが光ります。発売から10年以上が経過した2008年のファン投票でも上位に食い込むなど、未だに根強い人気があります。

*B'zのシングルでは、カップリング曲は"2nd Beat"とか"3rd Beat"という風に記載されます。

ユートピア

こちらはデビュー25周年の際にリリースされた、全シングルのA面を収録したベストアルバム"B'z The Best XXV"にオマケ的に収録された新譜です。こちらもミドルテンポでポップなナンバーですが、サビのリリックが叱咤激励してくれる良曲です。

THE GAMBLER

6枚目のオリジナルアルバム”RUN”の1曲目です。荘厳なオルガンソロから始まり、ハードな仕上がりになっています。デビュー当初はダンサブルな曲が多かったB'zですが、この頃には完全にハードロックグループとしての地盤が確立されていますね。

SNOW

ミニアルバム”FRIENDS II”からの1曲です。ミニアルバムという位置付けではありますが、珠玉の名盤だと個人的に思っています。全体的に冬の悲恋を連想させる暗めな雰囲気ではありますが、他にはないアダルティな雰囲気がある1枚です。

TONIGHT (Is The Night)

5thアルバム”IN THE LIFE"からの1曲です。こちらも妖艶というかセクシーというか、エロス溢れる1曲です。40-50代のB'z好きの人はIN THE LIFEを崇拝しているイメージがあります。ちなみに3曲目の『快楽の部屋』もかなりエロスなナンバーで、かつドロップDチューニングというヘヴィさも併せ持っています。

VAMPIRE WOMAN

4thアルバム”RISKY”から。タイトルの通り、悪魔じみた美貌で男を惑わせる女性と、その女性にご執心な男とのやりとり・駆け引きが歌われています。おそらく多くの人が忘れ去っていたであろうこの曲ですが、17thアルバム”MAGIC”の特典映像で一気に知名度を上げた印象がありますね。
「百聞は一夜に如かず」という言葉選びは、天才の所業です。

Mannequin Village

1994年リリースのシングル”Don't Leave Me"の2nd Beatです。94年はB'zにとって大きな転換点であり、ダーク・ブルージー・ハードロックといった路線を全面に押し出していましたが、この曲もまたそうした雰囲気が存分につめこまれています。

結晶

2006年リリースのシングル”衝動”の2nd Beatです。"衝動"がわかりやすいアップテンポなロックナンバーなのに対して、"結晶"は対照的なスロウバラードです。
ちなみにまいけるが初めて買ったB'zのCDがこれだったので、とても思い入れがあります。

JAP THE RIPPER

7thアルバム”The 7th Blues"から。”Mannequin Village"と同時期に制作されたこのアルバムは、まさに骨の髄までハードロックとなっており、私が愛してやまない名盤です。この頃のB'zはお二人の若さも相まって、エネルギーが迸っています。

Warp

12thアルバム”GREEN”から。10thの”Brotherhood”, 11thの”ELEVEN”とかなりハードな路線が続いたB'zですが、このアルバムでは一転して打ち込み主体のポップ路線になります。
行き違っていた男女が久しぶりに再開し、空白の期間が嘘のようにグッと距離を縮めていく様子が描かれています。あまずっぺぇ〜〜〜〜〜まぁ私にそんな経験はありませんがね(死)

まだまだ書き連ねたいところではありますが、ひとまず10曲リストアップしてみました。やはりマニアックなところを突くとなると、古めの選曲が多くなりますね。ここに書いてある曲が好きだ!という方は、間違いなくまいけると同じ感性を持っています。お友達になりましょう。

年末、めっちゃ暇なのでこんな感じのをもう一つ二つ書くかもしれません。それでは。

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