【機材紹介】Fender Japan ST58
まいけるの手持ち機材をゆるーく紹介するコーナー。
今回はこれ、Fender Japan ST58 3-tone sunburst.
都内楽器店にて、2022年3月に購入。購入の経緯としては、
・当時組み始めたバンドでシングルコイルのサウンドが必要になったが、上京の際にレスポールしか持ってこなかった
・メイプル指板のギターが欲しかった
・Fenderデビューしたかった
などが大きなところですね。当時はまだ定職についていなかったので、なかなか財布のひもをゆるめるわけにもいかず…まずはFender Japanから、ということで購入。販売価格は78kくらいでした。その2ヶ月後にFender USAを買ったのは、また別のお話。
かくしてFenderデビューをしたわけなのですが、このギターは本当にいろんなことを教えてくれました。ヴィンテージ仕様のストラトは21Fまでしかないとか、指板Rがきつくて弦高を下げにくいとか(こんな基礎的なことも知らなかったというのはお恥ずかしい限りですが)、3弦14Fの音は揺れやすいとか…
ネガティブなことばかり書いてしまいましたが、クリーンサウンドのグラッシーな音はこれぞストラトという感じです。落ち着いたシックなメイプル指板もgood. クリア塗装で光が反射する様なメイプル指板も多いですが、個人的にはギラギラしすぎな感じがあるので、これくらいマイルドだとベストですね。
このギター、スペック上の数値だけなら、少なくとも私が好むヘヴィ&テクニカルな曲には向いていません。一方で、先に挙げたストラトサウンドだったり、体に吸い付く様にフィットする感覚だったり、Rがきついが故に握り込みやすいネックだったり…ずっと弾いていたくなる様な不思議な力があります。
最近またこの子の魅力を再発見したので、よく弾いてます。こんなのとか。
(ちなみにトレモロユニットはノンオリジナルです。オリジナルのサドルは、チョーキングすると弦がサドル上を滑ってしまうんですよね…)
ギターとはなにか、ストラトとはなにか、それを叩き込んでくれる先生の様なギターです。シリアルからすると、生まれ年はぼくとほぼ一緒ですが…。先生、これからもご指導のほどよろしくお願いします。
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