日記のメモ書き2023/08/05
振り返り
・横川散策
・基町アパート散策
今日はご縁いただいて、横川・基町アパートを紹介してもらう
【横川】
横川駅で集合、ご飯を食べて、商店街をあるく
広電の駅の横に張られた横川の歴史の変遷を説明してもらう
初めてそれに注目する
かつては毎年大水がおきていた地域
戦後放水路ができて、工場地帯に。今はマンションがたくさん立っている
6つある商店街の人々は活気溢れるようで毎年いくつものイベントをやっているらしい
趣向の凝らされた場所
千田町に文理科大学があったころ、横川は南からカルチャーの流れ着き、
戦前に遡れば、北からは木材や農村の文化が流れ着く場所だった
なかなか降り立つことなく通り過ぎてしまってきたけれど面白い場所
【基町アパートメント】
※基町アパートメントの概要はこちらの記事を
広島・基町アパートを訪れて(前編)
住んでいる方やプロジェクトメンバーだった人から話を聞き
写真展示を見て、アパートのなかを練り歩く
戦後、バラック街だった場所に、市営木造仮設住宅が建てられ、その後市営高層アパートが建てられた
所得制限や経年により、現在は住居者の多くが高齢者、中国や韓国、マレーシアなど外国にルーツを持つ方が多く暮らしている
基町小学校の児童の7割ほどが外国にルーツをもつ子どもたちなのだそう
高齢化による困難、独居の問題や自治会運営の難しさ、古さ、
多文化による困難、言語や文化が共有できないことによる住民同士のトラブル
その両方が絡み合うこともある
それだけではないトラブルもある
話を聞いている限り、今の状況は、戦争に翻弄され、行政の方針に翻弄されてきたしんどさが集まっているような印象をうける、しわよせ
それは、西成で見聞きしたことと重なる
また、計画された住宅であるがゆえの難しさ
まちの機能のすべてが備わっている、効率的で機能的な空間であるけれども
それゆえの息苦しさのようなものを感じる
いちど更地になって作り替えているから、土地の文脈が分断されている
2世代、3世代と続いて住んでいる訳ではなかったりして、繋がっていかない
そこをどう運営していくのか
問い上手になりたい
物事を整理整頓して伝えられるようになりたい
それには実践が必要なのだろうか
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