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自分が世界で一番好き!になるTIPS

私のSNSによく来る質問として

「自分を好きになるにはどうしたらいいですか?」
「自己肯定力とはどうやったら養えますか?」
「自分が〜〜についてどうしたらいいかわかりません」

こういう質問が本当〜〜〜〜〜に多い!

わかるよ。私も人生で自分が大嫌いになったこと何度もある。
おまけに、自己肯定力なんか最低レベルだったし。

自分を好きになる、自信をつける、自己肯定力をつける。
これらでよく耳にするのが、「自己肯定力をつけたら自分を好きになれるよ」ってやつ。

あれ、全然無理です。
自分を好きになる、自信をつける、自己肯定力は切り離した何かではなく、段階分けというか、フローなんですよね。

そもそも自己肯定力を身に付けること自体が超難関で難しいんですよ。
そこで、私が実践している「自己肯定力」の話をしたいと思います。


自己肯定と、正当化の違い

まず、自分を褒める、認める力と自分を正当化する、は全くの別物です。

自己肯定力:自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉

正当化:自分の言動などを、道理にかなっているように見せること。

これ、全く違うのわかります?

まず、自己肯定を正しくできている人の特徴は
・失敗を受け止めた上で、チャレンジしたこと、努力を褒めることができる
・自分に対する間違いや、失敗を前向きに受け止める
・ありのままの自分を認める
・自分の長所を見つけやすい
・自分の短所を否定せず、改善に繋げる

→問題があった時に乗り越えていることが多い。他人から見た時に幸せ、成功していると思われる人。もちろん自身も幸せを感じやすい。

これらが挙げられます。自己肯定力がしっかり身についている人は、努力家で着実に成果を上げているし、前向きな人が総じて多いです。
なので私も自己肯定力は人生を賭けて学んでます。

そして正当化をしてしまう人の特徴として
・間違いや失敗を「間違いや失敗」だと思わない
・問題が起きた際に、他者や環境のせいにする
・基本自分が悪いと思っていないので、改善や振り返りは人にさせる
・問題や課題に対して否定的に捉える
・自分の欠点を自分らしさと捉えて放置する

これらの特徴が見受けられます。総じていうと、課題や失敗を受け入れずに
うがった見方や理論で、ごまかしがちです。
私から見ると、「また同じ問題で愚痴ってるな、、何回目だこの話」って思う人。これ、私も結構多くあるので、すごく気をつけてます。
問題がいつも同じ、何度も巡っているときは、自分の欠点に気づけず、
ごまかして捉えがちです。

→他人から見ても自分から見ても何かあった問題、課題が改善されず
延々と続いている。同じ問題が起きがち、同じ問題が人生で何度も起きる。
環境、自分、他者に対してジャッジが厳しい人。

まず、正当化、と自己肯定が全く違うものであることを理解しましょう。


自分を好きになる段階とは

まず自己肯定力が身につくから「自分を好きになれる」じゃないんですよ。

自分を好きになってから、自己肯定力が出てくるんです。
なので、段階分けすると

知る→行動する→褒める→認める

という流れが大事。

自己肯定力に繋げるTIPSを分解


1,自分らしさ、自分がどういう人間か知る
・自分が好きなもの、嫌いなものを分解分けする
・自分の長所、短所を見極める
・自分がよく当たる課題、問題を整理する
・自分が解決しやすいことを見極める(得意分野に近い)

2,自分を好きになる行動をとる
・自分の長所をさらに伸ばし褒める
・自分を褒めてくれる人を周りに置く
・自分の短所を直す努力をする
・自分の短所、欠点を直す課題を成功させる

3,自分を認める
・自分の挑戦したことに対して褒めポイントを作り
前向きに認める
・自分の挑戦して失敗した課題に対して厳しく言ってくれる
人に指導してもらう、そばにいる環境を作る(クリアした時に自分を認めやすい)
・失敗したことに対して、再度前向きにチャレンジできる
環境を作る
・成功を重ねていく(小さい目標でいい。ダイエットとか、習慣とか)

→上のサイクルをひたすら繰り返し、努力したことを誇りにする

この流れで自己肯定力って高まってくるんですよね。
1,2を飛ばして自己肯定力を身につけます!っていうのは無理。流れだから。
どの段階が欠けても自己肯定力は身につかないし、自分を好きになれない。
そして自信もつかない。全てのTIPSが不可欠。

いじめの時に気づいた自分の肯定力

突然ですが、実は私人生で3回いじめにあったことがあるんです。
1回目は小学生の頃、2回目は中学生の頃、3回目は会社で。
本当にきつかったな。毎日辛かった。
小学生の頃のいじめは正直自分でも原因がわかっていない。
思いつくのは、ぽっちゃりしてたし、親が外国人で家庭の環境や文化が少し人と違っていたこと、裕福だったこと、あとは、気が弱かったこと。

今では想像できないほど気が弱かった私は、いじられても、嫌なことを言われても優しく許すことが正しいと思っていたんです。ましてや自分に自信がなかったから言われっぱなし、っていうのがあったんですね。

親から常に「人は優しく」と言われ続けていた私は、自分にために声を上げることを人に優しくない、と勘違いしていました。
小学校六年生で両親に、いじめのことを話したら

「人に優しくするということはすごく大事だけど、自分に優しくするということも忘れてはいけない。いじめには戦いなさい。言いたいことを言いなさい。そのエルメスの主張を尊重したいから、何を言われても自分を曲げず、その子たちとも、そして弱い自分とも戦いなさい。何があってもパパとママは味方だから。」

って言われたんですね。

で、気づいたんですよ。自分の悪いところも良いところも知らずに
ただ周りに言われた自分の悪いところを鵜呑みにしてただけ、
ということに。

意外と、自分のことをしっかり知ろうとしないんですよ人って。

めんどくさいもん。

そしたら自分の悪いところしか知れないし、自分のこと嫌いになって当然ですよね。
自分を好きになりたいなら、自分のいいところと悪いところに自分で気づく必要があります。

そして、そのきっかけとして自分の絶対的味方、そして自分を好きだよーって言ってくれる大切な人を探すことも自分を好きになるには、すっごく大事なんです。
私は正直、これを言ってくれる両親がいなかったら自分のこと好きになれてなかったかもしれない。自分の絶対的味方がいるだけで、自分の嫌なところと対峙する力が湧いてくるわけです。

で、自分の中で「自分の嫌いなところ」「好きなところ」を探しまくった。あとは自分の嫌いなところをとことん直すだけ。

その過程で、自分を大事にしてくれる友人を探したり、共感してくれる友達と一緒にいるのも大事。戦うときは一人の時もあるけど、誰かと一緒にいることも必要。へばったら人の力も借りる。
人は一人で生きていけないんですよねぇ。本当に。


そのあと、中学校受験を頑張って私立に行ったし、ファッションや身につけるもの、体型とかありとあらゆるところで努力したんです。

で、1~2年後に、いじめてた子たちと対峙したんですよね。
まあ、意地悪なこと言ってきてきたけど、どーーーーでも良かったし、そして全然怖くなかった。
今まで反論もしたことなかったし、意見も持ってなかった。自分がどういう人間か知らず、努力もしてない。

でも親の一言で、かなり変わって、自分の意見をきちんと言ったんです。
その子達の倍勉強して、倍努力して可愛くなったもん。
そして、自分を否定する人たちしかいなかった環境とは違い、自分を
好きでいてくれて、肯定してくれる人達がその時にはたくさんいたから。

総じて言いたいことは、自分を好きになるということが最大の難関で、一番難しいことなんだけど、たまには一人だけで頑張るんじゃなくて、

自分の絶対的味方を見つけ、そして自分を肯定してくれる友達と共闘しよう!
っていう話。

そんなこんなを何十年も繰り返していたら、家族はもちろん、自分を一生好きでいてくれる友人もたくさんできて、生涯の絶対的味方の夫もいる。
そして、毎日が学びで、自分のことも、世界のことも、周りの人も大好きになれます。

実際、私は自分も自分を取り巻く世界も大好き。

自分を好きになるためにしたことが、歴史になってそれが自己肯定力に大きく繋がってるからです。

自分のことが好きになれない、というのは、自己肯定力を養う前に実はクリアしておかないといけない課題。それがとっても難しいんだけど、上のTIPS、そしてほんのちょっと友人や家族の力を借りれば、実は結構すんなり自分のことを好きになれると思う。

そして、読者、フォロワーさんにとって「エルメス」がその

「ほんのちょっとの背中を押す力」

になりたいな、といつも思うわけです。

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