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日本は「高齢化社会」? それとも、「"超"高齢化社会」?

いきなりですが、質問です。

Q.「高齢社会」と「高齢社会」、それから「超高齢化社会」の違いは何かわかりますか?


A.  「高齢社会」→ 65歳以上の高齢者の割合の比率が7%を超えること
     「高齢社会」→ 65歳以上の高齢者の割合の比率が14%を超えること
  「超高齢化社会」→ 65歳以上の高齢者の割合の比率が21%を超えること


...では、もう一つ質問です。

Q. 日本は上記3つのうち、どれに属しているでしょうか?

A. 超高齢化社会(2019年の高齢化率は28%)

最後にもう一つ!

日本と同様に超高齢化社会を迎えている国は次のうちどこでしょうか?
①ドイツ
②フランス
③スウェーデン


A. ①ドイツ


日本の高齢化事情

...こんにちは、佐々木です。いきなり質問からですみません🙇‍♂️

さて、昨日、こんなnoteを出しました。

コロナウイルスの影響で、介護現場でも様々な問題が起こっており、それを忘れないためにスプレッドシートにまとめている、という内容でした。

これをまとめている段階で気づいたことがあります。それは、
「自分自身、介護のことをきちんと知れていない」
ということ。

なので、これをきっかけにもっと勉強してアウトプットしていきたいなと思います。

今回の話題は、ちょっと軽めに、日本や海外の高齢化事情。

「日本は高齢化社会だー」、「子供をもっと増やさないとー」などと盛んに叫ばれておりますが、実際のところどのくらいの割合で高齢化しているのかいまいちわからなかったので、調べてみました。

さて、冒頭にも書きましたが、日本は現在、高齢化率は28%を超え、今年、29%になると見込まれています。

そして、日本が高齢社会に突入したのは意外に早く、1970年ごろ。そして、そこからわずか24年(1994年)で高齢化社会に突入し、2010年には超高齢化社会に。

高齢化するまでの早さが早いのが特徴

高齢化自体ももちろん問題ですが、それはある意味、どこの先進国も同じ。
冒頭の問題にも出したフランス、スウェーデンも高齢社会に突入しています。

じゃあ、日本は何が違うのか。

それは、"スピード"です。

日本は高齢化社会から高齢社会に達するまで、24年でしたが、これに対してスウェーデンは85年、フランスにいたっては、126年となっています。

同じ"高齢化"でも、進行のスピードは全然違いますね。

これからも高齢化の進行するスピードは緩むことはありません。この短い時間に、色々な施策を考え続けないといけない。ここに日本の高齢化社会が抱える独特さがあるように思います。

それでは今日はこのへんで〜。

参考URL
http://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2017/pp29_ReportALL.pdf
国立社会保障・人口問題研究所 日本の将来推計人口(H29年統計)





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