見出し画像

スキップとローファー実写化

絶対嫌だ!
というファンの方の声も聞こえてきそうですが
安心してください。

ここで発表したからと言って
そのまま映画やドラマになる訳ではございません。
何故なら私が何の権限もない
ただのおじさんだからです。



小学生の頃から漫画やアニメを観ながら

「この役は瑛太で観たい!」とか
「このヒロインは柴咲コウだ!」みたいな
キャスティングを勝手にするのが大好きでして。

自分で勝手に考えてメモしたりしていた
どこに出すでもなく、ただただ行き場を失った、
「勝手に実写化キャスティング」案を
このnoteで供養させていただこうと思います。

今回は高松美咲先生の大人気漫画
「スキップとローファー」を
実写キャスティングいたします。



では、いきます。
岩倉未津美役   芦田愛菜さん

岩倉未津美
芦田愛菜

主役であり、物語の核。
彼女を中心に形式的な人間関係が
ほぐれていく、そんな朗らか系主人公の
岩倉未津美ちゃん。

己を貫く芯の強さと、自分の中での確かな
「善のものさし」みたいなものを持っている
キャラクター。

強さと可愛らしさ、そして、つい応援したくなる
魅力を持っていないと成立しないキャラクター
ですが、この若さにして国民的女優である
芦田愛菜さんがピッタリかと。


聡明で愛らしい芦田愛菜さんのイメージと
幼少期から皆んなで見守って育ててきた感
みたいなものが今の25歳より上の世代の
国民には根付いてしまっていると思います。

それこそが岩倉未津美というキャラクターの
コアの部分で芦田愛菜さんとの親和性は
非常に高く、
未津美ちゃんを最大限引き出せるのは
愛菜ちゃんしか居ないと思います。


作品性と芦田愛菜さんの実力的に
「メタモルフォーゼの縁側」に続く
マス映像作品としての「芦田愛菜キャリア中期」
の代表作になりうる爆発力を
「スキップとローファー」は秘めてます。


次。
志摩聡介役   道枝駿佑さん(なにわ男子)

志摩聡介
道枝駿佑

元、天才子役で周りと一定の距離を置いて
それを悟られないように学生生活を送る
どこか大人びて影のある男子高校生、志摩聡介。


スラっと身長が高くて、ちょっと犬っぽくて
ほわっとした柔らかいパステルな雰囲気と
誰が見ても「イケメンだな」と納得せざるを
得ないビジュアルが求められます。

道枝駿佑さんはドンピシャかと思います。

高橋文哉さんも、かなり雰囲気近いなと
思ったのですが、
「学園モノの作品の主題歌をなにわ男子が歌う」
という特典が個人的にどうしても
手放せなかったのもあり、
道枝駿佑さんを推しました。

道枝駿佑さん特有の可愛らしさが、
物語終盤に自分の気持ちを理解し始めて
初めての感情に戸惑う、「愛らしい志摩聡介」に
一役買ってくれるだろうなという
展開への投資でもあるキャスティングです。

芦田愛菜ちゃんの未津美と
道枝駿佑さんの志摩の並びの画は
明るくて爽やかで尊い、聖域みたいになりそう。




次。
村重結月役  生見愛瑠さん

村重結月
生見愛瑠

帰国子女でそのビジュアルから
女子には嫉妬され、男子には色目で見られて
本当の友達が中々出来ないという村重結月。

黙ってるとピリッとしてて近寄り難い雰囲気と
いざ、仲良くなると仲間内のメンバーに
犬のように尻尾振って構って貰おうとする
二面性が必要なキャラクターです。

綺麗な、お顔立ちからか、静かにしていると
絵になりすぎて、なかなか近づき辛いなという
雰囲気がありつつも、
話してみたら人間的にも可愛らしく、面白い。

生見愛瑠さんには
この魅力が両方備わっています。

お芝居も達者ですので、素の生見さんの良さを
村重結月という役に投影して
演じてくださると思います。


次。
久留米誠役   高橋ひかるさん

久留米誠
高橋ひかる

自分とは合わないから、と所謂一軍的な
立ち位置のクラスメイトと線を引いて過ごす
女子生徒、久留米誠。

やや自身を卑下する傾向にある久留米誠は
未津美の人間性に触れて、少しずつ本来の自分を、
周りのクラスメイト達に臆すること無く
出せるようになってくる。

先ほどの村重結月とは、勝手にお互いで
思い込んで作っていた壁を乗り越えて
親友になるんです。

そのプロセスが僕はこの漫画で
1番好きなところでして。

誠のボソッと面白いこといったり
割とエッジの効いたツッコミを飛ばすのが
高橋ひかるさんのイメージと重なりました。

高橋ひかるさんの、好きなものを早口で
語ってしまうみたいな部分に
パブリックな誠らしさを、
そして、その早口を反省してる姿に
誠の持つキャラクターとしての可愛さや魅力を
感じとることが出来ます。

あと、これは勝手なイメージですが
めるると高橋ひかるさんって仲良いのが
想像しやすいなってのも有りました。

お互いドラマもバラエティでもモデルでも
活躍するお二人ですので、
打ち解ける為の共通項が多そうだなと。


次。
江頭ミカ役   原菜乃華さん

江頭ミカ
原菜乃華

志摩を好いていて、自分には出来ない
アプローチで志摩と距離を詰める未津美を
煙たくも、どこか羨ましく思うthe人間
江頭ミカ。

スキップとローファーという作品を読んで
殆どの人は最初江頭ちゃんを良く思いませんが、
読み進めていくうちに、彼女に1番感情移入して
読んでしまっているのではないだろうか。

人をランク付けしてしまったり、
人と比べて自信を無くしたり、
自分より劣ってるとレッテルを貼って
自分を落ち着かせてみたりと。
経験ありませんか?

そんな非常に人間臭くて、
大切な役どころの江頭ミカに
「すずめの戸締まり」「真犯人フラグ」などの
作品に出演の、小栗旬社長率いる実力派集団
「トライストーンエンタテインメント」所属の
若手実力派女優、原菜乃華さんを推します。

かなり大事な役どころですが
「泥濘の食卓」や「ミステリという勿れ」を観て
この若さでの演技の引き出しの多さに
凄いなと感銘を受けてキャスティングしました。
貴方こそが、おミカです。


次。
迎井司役   岩崎大昇さん(美 少年)

迎井司
岩崎大昇

志摩と同じ中学出身で最大の理解者でもある
迎井。

ビジュアルのイメージからも岩崎さんが
近いなと思いキャスティングしました。

道枝駿佑版「金田一少年の事件簿」で
佐木を演じられていた岩崎さんですので、
道枝くんとの関係性がこの迎井と志摩の作中の
関係性とリンクして、体重が乗ってくると
ベストかと思います。

迎井もどこか大人びている役どころなので
リーダーとしてグループをまとめる
岩崎さんとは重なる部分も多くあると感じました。


次。
山田健斗役   望月歩さん

山田健斗
望月歩

クラスのムードメーカーで、女子の視線を
意識しまくる思春期日本代表、みんなの山田。

愛されキャラクターで、対女性への叶わない
強力な欲望や野心を持っているが、
それを圧倒的可愛らしさで蓋をして
コメディチックなキャラクターに
仕上げなければならないという役どころ。

「石子と羽男」での怪演も鮮烈だった
望月歩さんをキャスティング。

「トラックガール」でもムードメーカー的
立ち回りをこなしてましたので
役にフィットするかと思います。

役のイメージや見え方に対する微調整を
効かせていく実力もある俳優さんですので
山田は僕の中では望月さん一択でした。


次。
兼近鳴海役   高杉真宙さん

兼近鳴海
高杉真宙

志摩を演劇の道に引き戻す演劇部の先輩。
兼近鳴海。


ビジュアルの雰囲気的にかなり高杉さんは
近いかなと。

年齢的に「学生かよ」っていうミスマッチ感は
あるとは思いますが、
先輩感を出すために引き離す幾らかの年齢差は
高杉さんくらいの見た目の若さなら
全然許容範囲内かなと。

兼近先輩の他人に臆さない感じと、
自分を良く知っていて、周りの声より
自分の心の声を信じて、それを指針にして
生きている、というあの飄々とした雰囲気。

これを出すには経験をしている役者さんが
必要だと思い、数多くの作品に出演経験を持つ
高杉真宙さんをキャスティングしました。


次。
西城梨々華役   八木莉可子さん

西城梨々華
八木莉可子

志摩の心にずっと引っかかっている
元、子役時代の仲間で、同じ罪を共有し、
志摩の抱く後ろめたさの原因でもある存在の
西城梨々華。


有名ファッションモデルというキャラクターで
未津美達の通う学校に、志摩に会いに
ふらっと立ち寄ったというシーンでは
ミカが美しさに圧倒される様な描写が有ります。

その一目見てわかる異質感といいますか、
浮世離れ感みたいなものが
八木莉可子さんには有ると思っていて
キャスティングしました。

結構闇多き女、そして病み多き女でもある
役どころなので難しいとは思いますが
イメージぴったりなので、お願いしたいですね。



ナオちゃん役   志尊淳さん

ナオちゃん
志尊淳

未津美の叔母(本当は叔父)で東京での
親代わり、トランスジェンダーでデザイナー。
未津美の最大の理解者でもあるナオちゃん。


ここまでの高いクオリディで
見た目の雰囲気を出せるの
もう志尊淳さんしか居ないなと。

「女子的生活」というNHKでやってた
ドラマを観て、凄いなという感動が濃い目に
頭の片隅に残っていて、
スキップとローファーを初めて
読んだ時に「これだ!ナオちゃんは、
あのドラマの志尊さんだ!」
と強烈に脳内で2人がダブったのを覚えてます。

実力も申し分ない俳優さんですから
お芝居は全く問題ないかと思います。

志尊さんのナオちゃんはこれ以上無いくらい
凄く良いと思うんだよなぁ。



以上ですね。
本当に作品としてかなり素晴らしい作品ですので
未読の方いたら読んでみてください。
アニメも素晴らしいです、
「スキップとローファー」

最初読んだ時に、「君に届け」的な学園ラブコメ
なのかなと思い、読み進めていたのですが、
各キャラクターが抱えている問題を
皆んなで持ち寄って、時間をかけ少しずつそれを
皆んなで溶かしていくという、
人って素晴らしいな、分かり合えるってなんて
尊い事なんだ。
と気付かされる、ただのラブコメでは無く、
人間讃歌的な側面の強い作品だと感じました。

いつか必ず実写化はしてしまう作品だと
思いますが、
どうかこの作品性だけは損なわないで
良いものを作って欲しいです。

初日に絶対見に行くので。


駄文、長文にお付き合いいただき
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?