お題の話

今回もお題箱に頂いたものをテーマに書く。皆も遠慮なく送ってくれよな、書けないものは書けないと言うけど。
前回の記事を褒めて頂けたりして、書いて良かったなあと思う反面、自分が参加した大喜利会であんまり活かせてなかったものもあって恥ずかしい気持ち。

今回は「お題作りの際に意識していることがあれば教えて」とのこと。私の作るお題を「いいお題」と褒めてくださっていて有難い。具体的にどう「良い」のか教えてもらえると「それ、マジで意識してます!」とかドヤ顔で書けるので助かるんだけどそこまでお膳立てはしてもらえなかったので総合的にふわっと書く。

お題作りのコツはこちらの記事がとても参考になるので是非読んで頂くとして。


六角電波さん主催の「お題BAR KUMITE」という大喜利会(回答者のリクエストを聞いて、六角電波さんともう1人がその場で瞬時にお題を作る企画会。過去にはoさん、ぺるともさん、キャベツさんらがお題作りに参加している)に参加した時、自分もお題作り側をやらせてもらえることがあった。
主催の会やライブでお題作りに慣れてきて、即興お題もやってみたい! と思ったので。
実際にリクエストを聞いてお題を作るという作業は、それだけならそんなに難しいことではなかった。ただ、六角電波さんと私が作ったお題のどちらをやりたいかを回答者が選ぶ時に、自分のお題はなかなか選ばれない。
この理由はすぐにわかった。私が作ったお題は「ヒキがない」からだ。
たとえば、「動物が出てくるお題」というリクエストをして、「こんなペットショップは嫌だ」と「逆に沢山の動物たちがたった1人のムツゴロウさんを大事に飼っている世界」というお題が提示されたら、この会でなくても出来そうな前者より、これを逃したら二度と出会えなさそうな後者のお題をやってみたい、と思う人が多いのではないだろうか。
これに気付いてこの後に「冨樫義博とウッチャンナンチャンが逆の世界」というお題を出したら選んでもらえた。

という経験から、特に大会や他の方への提供などでは意識して「面白そうなお題」を作るようにしている。特に提供お題は、主催者側でフィルタリングしてもらえるので、結構好き勝手に作っているかもしれない。
他には、主催ライブは初心者の方もいるので比較的答えやすさを重視(どうしても出したいけど難しそうなお題や身内ノリなお題は常連さんのブロックに入れる)、それにライブでは出しづらいものを加えたのが主催大喜利会、などのぼんやりした線引きがある。

あとは、作ったお題を数日後にもう一度見てみて「これってこちらの意図と別の解釈される可能性あるな?」などがあれば微調整するなど(これをやったつもりでも齟齬が生まれてしまうことはあるので、今後の課題)。

大喜利企画ROSEや六角電波さん主催の大会は(提供お題も含めて)お題の勉強にもなるので、おすすめ。

参考になったのかな…?

私が作ったお題で良かったと思うものがあれば教えてほしい。お題提供もいつでも承っているのでDM等ください(会やライブのコンセプトが明確であればそれもご提示ください)。
できれば、お題を使ったら「このお題使いました」と言ってもらえると、「これが採用されたんだ」というデータになるのでとても助かります。




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