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たま「ひるね」のレビュー

おはこんばんちわ、どうもこだまです。前回の投稿から1か月も経ってしまいました、申し訳ないです。

たま「ひるね」に関する思い入れ

たまを最初に聴いたのは、前回レビューした「さんだる」ですが、それと同時に今回紹介する「ひるね」も買っていたんです。「日本のロック名盤ベスト100」に載ってたから笑。最初は「さんだる」の方がキャッチーな曲もあるし好きだったんですが、今はこちらも同じくらい好きです。
ジャケットや内部アートワークのような、茶色がかったモノクロ感が強い録音と曲で、「さんだる」に比べて音が乾いています。しかし曲のクオリティは全く落ちていなくて、歌詞も演奏もキレキレで全編通して素晴らしいです。

好きな曲レビュー

2.夕暮れ時のさびしさに

シングルとして出された曲で、ポップで聴きやすい。アコーディオンとアコギという西洋の楽器と、昔の日本っぽい歌詞のコントラストが「たま」らしくて素晴らしい。ほかにも沖縄民謡のような掛け声や、打楽器の音のアクセントもいい雰囲気を出している。

5.お経

イントロのギターのフレーズが強烈。こんなの、常人じゃ思いつかない。比較的アップテンポで、音頭のような曲調。楽しげなのに、「ロザリオで首を吊ったのさ」とか言ってるのが好き。すごく「たま」っぽい、西洋の昔話のような世界観。あと、この曲はタムがかっこいい。

7.オリオンビールの唄

最初は「普通かな」と思ってたけど、今はこのアルバムの中で一番好きな曲。ボーカルと対になって歌うマンドリンの美しさがすごいし、サビになって出てくるアコーディオンも好き。

8.かなしいずぼん

アルバムの中で最も悲しい曲。ほぼ一つのコードで構成された実験的な曲で、その中にパーカッションソロがあったり石川さんの語りがあったりする。ちなみにその語りは、ライブによって変わります。全部、ユーモラスなのは統一されてますが。

13.鐘の歌

壮大で、アルバムの最後に相応しい、心地よい疲労感を持った曲。子供目線の歌詞は相変わらず独特でさびしいが、前を向いていけるような気がする。石川さんのホイッスルもいい感じ。

まとめ

正直、たまの曲はわからない曲の方が多いのですが(特に、滝本さんの作品…)、「オリオンビールの唄」のように後から良さが分かることを信じて聴き続けます。たまの好きな曲とかおすすめの曲があればぜひツイッターで教えてほしいです。なにはともあれ、この「ひるね」はすごく好きなアルバムです!気になったら聴いてみてください。それでは!

 



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