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VR音ゲーの魅せプレイコンテスト「RHYTHM LEAGUE」開催中!

こんにちは、Henomohesanと申します。普段はBeat SaberやOhshape等の、VRリズムゲームのプレイ動画を上げている者です。

表題の通り、VR音ゲーのプレイングを競うコンテスト「RHYTHM
LEAGUE」が開催されているので、それについて現状でわかっていることをまとめたいと思います。


ゲームを限定しないコンテスト

過去に、Beat Saberの魅せプレイを競うor紹介するイベント(Kikae Dance Battle、ダスモ30人展等)が開催されていますが、今回のイベントはBeat Saberに限らず、VR音ゲーなら基本、何でもOKのようです。

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なのでBeat Saberはもちろん、Synth RidersでもOhShapeでもAudicaでもAudio Tripでも、好きな音ゲーで応募できるようです。(ただし、後述の使用楽曲に関する制限のため、実質的にはカスタム譜面が作れる音ゲーに限られると思われます。)


ダンス部門と、マーシャルアーツ部門がある

ダンスとしての魅せプレイのほか、格闘技や演武としての動きを評価するマーシャルアーツ部門があるとのことです。

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マーシャルアーツ部門の概要ページには、イメージとしてRagesaq氏のワンセイバー動画(かっこいい)や、VRゲームではないガチの棒術演武コンテストの動画などが紹介されています。ダンスとはまた味わいの違う、武術としてのかっこよさを競う部門です。


譜面の指定はなく、楽曲が指定されている

本大会では譜面の指定がありません。代わりに「この楽曲群から好きなのを使ってね」という指定があり、それを使う限り、既存の譜面でも良いし、新たに自作した譜面でもOKのようです。(ただし、譜面の難しさも採点対象となっており、難しい配置をプレイする方が高得点の模様。)楽曲群は下記。

キャプチャ

・ライセンスフリーレーベル「FIXT」の楽曲

・ライセンスフリー音楽ライブラリ「SoundStripe」の楽曲

・ライセンスフリーレーベル「Ninty9Lives」の楽曲

上記楽曲を使用した既存譜面を探すか、あるいは譜面を自作して大会に臨むことになります。ちなみに上記音源はリミックス不可なので、尺を短くする為のカットorフェードのみOK、それ以外の楽曲改変はNGだそうです。

また、譜面の自作ができないという人向けに、Atlas Starter Mapという大会用譜面群が用意されており、この中から好きな譜面を選んでプレイ&応募もできるようになっています。(現状ではBeat Saber用とSynth Riders用の譜面だけのようです。)

さらには、大会専用Discordにて応募者とマッパーを結びつける(ことを想定した)チャンネルが存在します。応募者はそこでマッパーを探し、独自に交渉することで、本大会用の譜面をコミッション(=製作依頼)することも可能なようです。※Discord招待は公式ページ右上から。英語ですが、他にも様々な情報が得られると思います。


他にも色々な部門が存在

以下列記します。

Technical: パフォーマンスではなく精度スコアを競う。視点は一人称でプレイ。これも指定楽曲を使用すれば、自作譜面可、また既存譜面を改変したものでもOK。(その場合、オリジナルマッパーと、改変に関わった全てのマッパーのクレジット表記が必須とのこと。)これも譜面の難しさが採点に大きく関わるようです。ちなみに、このカテゴリのみBeat SaberとBoom Boxの2ゲームだけが対象で、他のゲームは不可とのことです。

Art Map: プレイングではなく、アート譜面(いわゆる壁譜面)の視覚的クオリティを評価。なのでオリジナルの壁譜面を作成し、一人称視点でプレイしたものを提出することになります。メインはBeat Saberを想定のようですが、他のVR音ゲーでの応募も歓迎とのこと。

Group: その名の通り、他のプレイヤーと一緒にプレイする部門。厳密には、各々が録画した動画を並べて同時プレイ風にしたものを提出します。現状、各グループ人数は2人で固定。また、一人二役はNGです。必ず他のプレイヤーとでなければいけません。あと採点システムの都合上、提出時にダンスかマーシャルアーツのどちらに属するパフォーマンスか、申告が必要とのこと。

Avatar: おそらく、これを読んでいる方の多くがこのカテゴリで応募することになるのではないでしょうか。本大会は主としてMR合成(実写)でのプレイを想定したものですが、アバターでのプレイ&応募も可能。その場合は必然的にこのAvatarカテゴリに応募することとなります。他のカテゴリに準じて、ダンス、マーシャルアーツ、あるいは2人組グループ、いずれのプレイスタイルでパフォーマンスするのか応募時に自己申告します。※但し、どんなスタイルであれ、応募カテゴリとしてはAvatarです。アバターでめちゃくちゃかっこよくダンスして優勝したとしても、ダンスカテゴリではなくアバターカテゴリで勝ったことになります。あくまでアバター使用者はアバター部門で戦うということ。

(私見ですが、アバタープレイヤーだけこの1カテゴリにまとめられてしまうことに若干疑問が…。運営側の話では、前述のようにMR合成をメインとしたイベントであり、視聴者層もその範囲をターゲットとして想定しているため、アバターは別口にせざるをえなかったそうです。次回以降、アバタープレイヤーの位置づけを再考して、平等に組み込んでいきたいとのこと。)

ちなみに、アバターは "適切なもの" を選んで下さいとのことです。露出の多すぎる衣装やセンシティブ案件はNG。親子で見ても気まずくならないやつでお願い、ということです。


大会スケジュール

予選応募期間: 5/1~6/15

決勝ファイナリスト確定: 7/1、3PM EST

決勝応募期間: 7/1~8/1

決勝戦ライブストリーミング(Twitch): 日時未定


その他重要ポイント

賞金総額2000$(約21万円)。各部門毎の賞金はまだアナウンスされていません。

撮影視点は後ろからの固定アングルのみ。横や正面は不可、カメラスクリプトを組んでのカメラワークも多分不可です。加えて、カット編集なしのワンテイク動画のみ受付だそうです。

(これも私見ですが、無編集1発撮りのみということは、編集やエフェクトの手間がない分、応募が楽とも言えます。プレイングに集中できるのはメリットと言ってよいのでは。)

・各種MODの使用OK。ただしMV動画を表示させるものや、競技者以外のキャラクターが画面内に登場して踊る類のMODはNGです。各種オルタナティブプレイ(例 / ダスモ、FeetSaber)ももちろん可。カスタムセイバーやカスタムプラットフォームも使用OKですが、採点には影響しないとのことです。

・各種音ゲーの中で、BoomBoxだけは大会公式パートナーとなっており、公式曲で応募が可能。応募する上では一番楽かもしれません。


公式FAQ日本語訳

※作成中※


おわりに

ひとまずの所、以上となります。審査基準や点数システム、その他細かいルール規定等が公式ページにありますので、興味のある方は機械翻訳等を駆使して読んでみることをおすすめします。応募フォームも同サイト内にあり。また、ルールは現在進行系で策定中のようで、今後変更となる可能性があります。

一応、運営公認でアドバイザーのロールをもらっておりますので、質問したいけど英語がわからん…という方は、Twitter@henomohesan
もしくはDiscordのどちらかでDMいただければ、できる範囲で対応いたします。

Season0と名打っている通り、今回始めて企画された大会のようですが、各種パートナーや協力者を抱え、さらに賞金2千ドルまで用意と、なかなか本格的なイベントと見られます。といっても、普段から配信や動画でプレイを公開されている方々にとっては、いつものプレイほぼそのままで応募できてしまうので(譜面を選ぶor作る手間はありますが)、話の種に応募だけしてみるというのもありかと思います。ファイナリスト数名に入れれば、決勝配信で多くの人の目に触れることにもなるので、宣伝効果も期待できそう? レッツチャレンジ。

お読みいただきありがとうございました。

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