嫉妬

間違い電話から長電話。偶然つながっちゃったから、最近どうですか~?なんて話してたのに、最後は衝撃の話を聞く。

大の大人(40代)の男の嫉妬の話。嫉妬からくる足の引っ張り合い。
あの人は悪いよ、あの人はろくてもないよ、あの人と仕事しないほうがいいよ、なんてわざわざ自分の大切な時間使って触れ回っている人がいると。

それは裏返せば、あいつより俺のほうがすごい、俺のほうが正しい、あいつは俺の傘下だ、と主張したいように聞こえる。
えー、、、人生の貴重な時間使ってそんなことしてる人いるんだ、、と理解できなかったけど、でも、人間の本能として、それが自分の生きてきていることの肯定であり、自分のアイデンテティが確立されることであるなら、わざわざでもせざる得ないのかもしれない。

人が生きている意味なんて、特段理由はない(私は究極的にはそうだと思っているけど、、)、と思う訳にはいかないので、生きている意味づけ、その生き様としてのストーリーが実は大事なんだと最近思う。

生きる意味、それはいい方向に向けば、志にもなるし、幸せを生み出す。でも、俺の生き様が否定されたらそれは生きている意味すら否定されているに聞こえる時もあるだろう。だから、必死に俺の生き様が正しいと主張する。きっと無意識に。防衛本能で。

そして、一方の対する俺様も、売られた喧嘩は無視できないと、鼻息を荒くする。

偶然の長電話で、実は今大変なことになってて・・・と、よく知っている二人の大の男が喧嘩している話をきいてしまった。

実はそこに女子も絡んでる。その女子の存在がまた複雑に嫉妬を駆り立てる。俺様が俺様であるために時に妻以外の女性も必要になる。あ、だからそこまで、、、と合点がいく。

どうしたらいいですかね~~?と相談されたけど、まあ、真っ当にアドバイスるなら「ほっといて自分のことをやりな」だよ、でも、そんなこと聞かないでしょ?お好きなように~、、、としか言えなかった。

ある田舎の地域の物語。でも、きっと日本中にそんな話はあるんろうな。表面化されてないだけで。

#情とか性とか



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