感受性

ちょっと込み入った話があるので、外でお時間いただけますか?

と、チームメンバーから言われて、ドキドキしていたら、自分が尊敬するある女性起業家が、鬱になってしまっているようで、何かできないか、、という相談だった。

起業家は、仕事も人生も自由と自己責任で生きている顕著な生き様であり、苦楽あれど本当にバランスよく生きている人もいれば、不器用な人は、自分のことは後回しになって気がつくと蓄積疲労していて、しかも休めない状態になってしまう場合もある。失業保険もない。それも誰のせいにもできない裏を返せば最大の裁量があるから、自分でなんとかしなくてはならないんだけど、疲れていると、それはとても辛い。

きっと、その女性起業家も立ち上げて20年近くずっと頑張り続けて、もちろん楽しいのだけど、疲れがたまってしまっているのだと思う。起業して事業を継続させるとなると、毎日毎日考え続け発展させ続けないといけないから永遠に歩みを止められない。そんな毎日、楽しいけど、疲れがたまるのはよくわかる。
私も疲れを感じる時はあるけど、でも仲間がいるから心も身体も保たれている。
でも、もしそれを、自分1人で背負っていると感じてしまったら、それはとてつもない孤独につつまれる。実際はみんなでやっていても、自分が自分1人で背負っている、他の人はわかってくれない、助けてくれないと「感じている」ところがミソ。
知らぬ間に鬱的になってしまっているのかもしれない。

私達ができること、、って、何かあったとしても一部的でしかない。それでも、あーだこーだとその起業家の状況を考えてアイディアを出した。

私に相談してきたメンバーは、展望が見えてきてよかった、ポジティブになってきた、私に相談できてよかった!と喜んでくれたけど、私からすると、時に涙を流しながら真摯に話をする、その起業家のことを考えると心が落ち着かないという彼女の感受性や共感力、優しさに本当に感動したのでした(^^)

#情とか性とか


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