アン・ブーリンとお受験

アン・ブーリン。日本ではもしかしたらそんなに有名な名前ではないかもしれない。
彼女の娘、エリザベス1世の方がメジャーに伝わっているだろうか。

恥ずかしながら私もこの辺りの世界史情報は、クロムウェルや宗教戦争、そのあたりを浅くしか知らなかった。アン・ブーリンを知ったのは、ナタリーポートマンの映画「ブーリン家の姉妹」である。
非常にドロドロとした親族同士の殺し合い、後継争い。発端ではないが、アンを妃にするためにキリスト教は宗派がわかれ、イギリスでは以後プロレスタントが台頭していく。
しかしそのままうまくいくはずもなく、サンバルテルミーの殺略など、無宗教の日本人には想像もつかないプロレスタントとかトリックの戦いは続くのだが。

なぜ、タイトルか。

お受験とやらでは割とキリスト教精神の女子校も多く、親の面接でも教会のことなどを質問される。

もちろん、私はカトリックだろうがプロテスタントだろうが教会は教会でしょーよ
なんて思っていて。

とんでもなかった!!!

本当にアン・ブーリンさま、ごめんなさい。
こんなにも根深くアイデンティティなのだと理解できてない自分を恥じた。

と、これも娘の漫画「エリザベス1世」の伝記や漫画「セシルの女王」から学んだ。
無宗教の人種にはわからない信念はきっと拠り所であろう。

いろいろとにかく反省と謝罪の気持ち。

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