髪型ではなくヘナの待ち時間を販売している
年間2000名以上のお客様にヘナ施術をしている美容師がヘナの魅力についてお伝えいたします。
今回はデメリットと言われていることをメリットに…といった内容になっております。
回転率重視では厳しいサロン運営
まず…他の業態に目を向けてみます。
コンビニや百貨店はお客様の滞在時間をいかに長くするか?そのような陳列や導線デザインなどたくさんの工夫がされています。
整体マッサージやエステでも時間が長ければ長いほど料金は高くなるのは当たり前です。
バーやカフェでも席料やチャージは当たり前です。
では、美容室の場合はどうでしょうか?
とにかく早く!回転率を上げてたくさん担当する!が多くて当たり前のように感じます。
この考え方だけに固執してしまうのは勿体無いですし、業態によりますが滞在時間の長さは客単価に比例しやすいと言われています。
もう髪を切るだけが美容室ではない
僕ら美容室OVERALLでは「ヘナの待ち時間や滞在時間を販売している」この考え方を軸にサロン運営をしています。
実際にお客様は目に見えるカットやシャンプー、ヘナ施術の技術代金をお支払して下さっていますけどね。目に見えない部分といいますか、こちら側の考え方やスタンスのことです。
どのポイントで喜んでいただくか?
何に価値を見出すのか?
僕らの場合はどうしたら約2時間の滞在をリラックスしたり、楽しく寛いでいただけるか?を軸に考えています。
(目に見えるものや技術だけが全てではない)
何をどのようにサロンワークに組み込むのか。
やることがハッキリしているとお客様にも伝わりやすいのではないでしょうか。
明確=分かりやすい=伝わる
考え方やスタンスを少し変えるだけで、長いと言われているヘナの放置タイム45〜60分は有意義で贅沢な時間に成り得ると思います。
次回提案や商品説明も丁寧にできますし、お友達同士来ていただければ話が盛り上がるティータイムにも変わります。
疲弊しない永続的なサロンワークを
牛丼チェーンなどの低価格でスピード重視の業態と同じようにやってしまうとどうなるでしょうか?
労働時間も長くなりハードな業務になります。大手や資本があるところはいいのですが、中小規模や個人事業主がほとんどを占めているのが美容室です。真っ向勝負をすれば明らかに結果は見えています。
デメリットをメリットに。
どれだけ頑張っていても、どれだけ良い事ができてもお客様に伝わらなければ価値は生まれないと思います。
考え方、やり方次第で状況は変えていけます。
それではまた。
yasu
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