【配信後記 】辺境チャンネル第3回を振り返って
2020年8月29日(土)第3回辺境チャンネルが配信されました。今回のテーマは高野秀行さんの代表作のひとつである『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)。打ち合わせの段階から盛り上がること間違いなし!と思っておりましたが、当日は秘蔵映像やゲスト出演などこれまでの辺境チャンネル史上最も楽しくできたのではないかと、配信後、高野隊長と2人の隊員とも大きな満足感を得ることができました。これもひとえに参加していただいたみなさんが盛り上げてくれたこそ。大変ありがとうございました。今回の辺境チャンネルを振り返って隊員2人の配信後記を掲載させていただきます。
(小林渡[AISA]隊員)
辺境チャンネルも第3回、通算4回目となり、最初からくらべるといろいろなことが変わってきました。
その基本は、視聴してくださっている方々が、「今よりもっと楽しく」「今よりもっと快適に」感じてほしいというところにありました。
私はIT担当として、主に技術面を受け持っていますが、今回は初ゲスト(オンラインイベントなのに、今さらですが汗)ということで、どうやって“辺境スタジオ”とつないでやりとりするかというところに苦心しました。
音量の問題から、必ずしも「快適な状態」とはならなかったのが心残りでした。
幸い、前回から見逃し視聴に対応しているので、参加者の皆さんには、音量を調整した“編集版”をお届けできることが、救いです。
しかし、毎回のことながら、高野さんの本と話は、本当に面白いですね。
高野さんの話に夢中になってしまって、思わず機器操作を忘れそうになってしまうほど。
今回は「ポーン」の入れどころを何か所か逃してしまい、それが悔しかったです。
次回は、最新刊、アフリカ納豆。
写真も動画も、ゲスト出演も? あるみたいなんで、高野ワールド全開でお届けできるようにがんばります!
「幻のアフリカ納豆を追え! そして現れた<サピエンス納豆>」
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(杉江由次[本の雑誌社]隊員)
配信当日は準備もあるのでかなり早めに辺境スタジオに向かうのですが、まさかすでに高野秀行隊長が来ているとは思いもしませんでした。なにせ過去3回中2回は降りる駅を間違えたり、降りた瞬間に方向音痴になって遭難したりで、私が駅にレスキューにいったのでした。
それが今回は配信の2時間半も前にスタジオ入り。これは『ワセダ三畳青春記』を語るということで相当気合が入っているのか!と感心していたら、なんと時間を間違えてしまったそうです。いやはやタカノ隊長、隊長が間違えないよう曜日と時間を変えずに配信しているんですよ!
というわけで準備万端でスタートした第3回辺境チャンネルですが、映像あり、ゲストありと(野々村荘で一緒に暮らしていたゲストのふたりの面白かったことといったら!)もう、これは神回なのではと感じつつ、2時間半の配信を終えました。
しかしこれだけ盛り上がってしまうと次回がきついかな?と思いもしているのですが、そこは常に過去作を上回る作品を書き続けたきた高野秀行さんです。次回もしっかり楽しい辺境チャンネルにするためにこれから3人で企画を練ってまいりますので、お楽しみに。
いやなにはともあれ『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)は傑作です。未読でしたらぜひお読みください!!
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