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まる日記 ラスト

20228116時半頃、まるは虹の橋を渡りました。9年とちょっとの一生でした。この日が来ることへの覚悟はしていたつもりでしたが、いざ迎えてみるとやっぱりダメですね。どこか現実味がないような、理解はしてても受け入れたくないような、そんな感じがして頭がうまく整理できずにいます。おそらくこれから、日々の生活の中のふとしたタイミングで、まるがいなくなったことを実感しながら、少しずつこの現実に慣れていくことになるんだと思います。


最初に病院にかかって慢性腎臓病だと言われてから1年。もう今にでもダメかもしれないってとこから、ほんとに頑張って生きてくれました。車に乗るのが大嫌いで大騒ぎしながらも、暴れることはなくちゃんと病院に行き、病院でも待ち時間がどんなに長くてもおとなしく待つことができた賢い子でした。本当はたぶん暴れて逃げ出したいくらい嫌だったんだろうけど。
そんなしんどさや煩わしさからやっと解放されたんだって考えると、少しだけよかったというかホッとするような気持ちはあります。でもやっぱり、もっと長生きしてほしかった。もっと一緒にいたかった。


つい今しがた、まるの火葬が終わりました。亡くなってもまだ姿があるうちは、まだその存在を感じられて寂しさもいくらか薄れていましたが、いよいよその姿すらなくなってしまうと本当にいなくなったんだなって、改めて思い知らされています。しばらくは寂しく感じることのほうが多いのでしょうが、そうやって泣いてやるのも供養のうちだということにしておきます。
そんな女々しい言い訳を最後の言葉として、この「まる日記」を終わりたいと思います。


まる、ありがとな。おつかれさま。

何がしか残していただけると小躍りして喜びます