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2020真夏

みんなの前で歌う機会が減ってしまっているけど、そちらの調子はどうだい?

7月が雨ばっかりで、梅雨が明けたと思ったらひたすら気が遠くなるほどの暑さで外になんか出かけず、クーラーの効いた部屋でダラダラしてしまいたいと思う日が続いてる。でもそうだよね。お盆の時期なんてのは1年でイチバン暑い時期だもんね。まさに暑さから逃げるように生活しています。油断していたらダラダラの生活だけれど、調子は良さそう。

部屋でテレビを見たり、ゲームをしたり、ギターを抱えて曲を書いたり、映画を観たり。
あれはなん年前だったっけな。当時、まだ吉祥寺にはバウスシアターという映画館があって、本屋大賞も受賞した三浦しをんさんの小説を石井裕也監督が実写映画化した『舟を編む』をそこで観た記憶がある。主演は松田龍平さんだった。バウスシアターって聞くだけで胸が締め付けられますよ。あれはたしか初デートとかだったし。今はどこにでもあるROUND1になっちゃったよ。

それから数年後、挨拶こそ出来なかったけれど石井裕也監督がmyeahns(3ピース期)のライブを見に来てくれたことがあった。褒めてくれてたらしい。話したかったなぁ。

石井監督の前作は2019年公開の『町田くんの世界』という少女漫画原作の映画だった。世の中「好き」にも色々あると思うけれど、純真無垢な高校生の男の子、町田くんが「好き」について考えて成長していくというストーリー。ぼくは好きな映画だった。登場人物のキャラクターがみんな個性的なんだよね。ヒロインの女の子、超絶可愛かったなぁ。現実問題あんな可愛い子とはまともに目を見て会話できないなぁ。主人公の町田くんは本当にいいやつすぎるくらい誰に対しても優しくていいヤツなんだけど、公開時のインタビューで石井監督は

「"町田くんみたいに、ひとに優しくなりましょう"キャンペーンをやったつもりは僕の中には一切ないです。それより、自分で生き方を決めてほしいなと思います。」

と言ってた。ぼくの場合、歌詞を書くけど、キャンペーン的な意味で書くことはなくて、生き方と言ったら大袈裟だけど誰かに届いたあとはみんなに委ねるだけしか出来ない。あとは任せた!どう捉えてもらっても構わないし間違いじゃない。と思っている。当たり前だけどね。
今秋公開の最新作『生きちゃった』を試写しませんかという話を頂いたのはつい先日。

断る理由なんてなにひとつないので一足先に鑑賞させてもらったんです。予告観ると重たいのかななんて思ったりしてた。綺麗と美しさ、汚いが詰まった人間臭い濃厚な91分だった。
やっぱりぼくも男なので映画やドラマを観ると女優さんが可愛いなぁとどうしても思ってしまうけど、今回の大島優子さんも最高でした。元AKBがこんなことまでしちゃうんだぁ。ってドキドキムラムラさせて頂きました。
あとなんでしょうか。友情ってのはこんなにドラマチックなんだって。言わなくても聞かなくてもわかることもあるけど、しっかり会話したり時にはわかり合うために鼻水もよだれも涙もダラダラだって関係ねぇって思えたり。
花は綺麗だからね。だからお花屋さんがあって買う人がいる。鼻水とかよだれって誰も見たくないし欲しくもない。「きったねぇ!」って。でもそんなのが急に美しくなったりするんですよね。すごいですよ。友情って。もちろん愛情も。
石井裕也監督、最新作『生きちゃった』
10月3日(土)より、ユーロスペース他全国公開
配給:フィルムランド
(c)B2B, A LOVE SUPREME & COPYRIGHT @HEAVEN PICTURES All Rights Reserved.

最近は新曲とかも書けてきてスタジオで合わせたりもしています。そして、いよいよツーマンツアー『colours』が仕切り直しで仙台からはじめられそうです。

さらにmyeahnsの新企画『CHAMPIONSHIP』。久しぶりに東京は新宿LOFTにてお客さんを入れてライブ。このご時世人数が限られていて、観覧チケットが抽選なんですが受付期間・当落発表は終わってしまっています。本当は来れる人みんなに来て欲しかったよ。


では、暑い日がまだ続きそうだけど水分補給は喉が渇いてからでは遅いらしいぞ。皆さんよい夏を!
明日は弾き語りで歌ってくるよー
続きはまたの機会に!

Aug 17, 2020

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