【デュエプレ】最強横綱デッキで大金星でゴワスの巻
こんにちは。hemioLa(へみおら)です。
「最強横綱」とかいう二つ名を冠しているクリーチャー、もしかして最強なのでは……!?!!?!??
■ はじめに
今回紹介するのは《最強横綱ツッパリキシ》を核としたデッキだ。何故作ったのかと言われれば名前が面白いからでしかないのだが、ともかくその力を引き出すことに挑戦したものである。
ではさっそく今回の主役を見てみよう。
あのザガーン様と同コスト同パワーでありながら、さらに自分のクリーチャーを犠牲に除去を放つという能力を持つ。弱いわけがない。
だがこのクリーチャーを主力にしようとすると、なんとも絶妙な遅さの割に"理不尽さ"が足りない。肝心の能力も普通に運用すると対象を選べない1:1交換にしかならず、犠牲にするクリーチャーやリソースの確保も別で考える必要がある。そういった課題をいかに解決するかが腕の見せどころであろう。
ちなみに今回のデッキで、10月〜11月のシーズンにNDマスター帯に到達した。最大7連勝。
期間ギリギリで滑り込んだためにまた変なタイミングでの投稿となってしまったが、新弾までの暇つぶしにでもいかがだろうか。
では本題に入ろう。
■ デッキ構成
クリーチャーをたくさん並べるには?
そうだね、《デストラーデ》だね。
というわけで赤青白のいわゆるラッカカラーに。《ツッパリキシ》をSA化できてドロソとしても働く《シンカイヤヌス / ヤヌスグレンオー》を潤滑油とした、ミッドレンジ系の構築となった。
なお、これはNDに対応した構築となっている。ADではまだ最適化の余地があるだろうが、それについては 面倒なので 割愛。
■ 基本の動かし方
- 序盤の動き
相手のデッキタイプやその時の手札によるが、大きく分けて以下の2つのプランが考えられる。
どちらの場合も、この後《ツッパリキシ》を召喚してから盤面を削りつつビートダウンしていくという流れとなる。筆者の感じた手触りとしては、プラン1は奇襲をかけて早めに殴りきる展開に、プラン2は速攻や連ドラ相手にカウンターを狙う展開に適している気がする。
- 《ヤヌス》を活用する
このデッキはリソース確保のほとんどを《シンカイヤヌス》に頼るため、ガンガンひっくり返しながら山札を掘り進めたい。序盤から積極的に活用して、後で困らないように手札を補充しておこう。
また、《ツッパリキシ》で突撃したい時に《ヤヌスグレンオー》の状態で置いてあっては元も子もない。《ヤヌス》をどのタイミングでひっくり返すか、どちらの状態で置いておくかがかなり重要なので、先を読んで管理する必要がある。
■ 個別カード紹介
- メイン
まずは今回の主役《ツッパリキシ》。強みや弱みは前述の通り。
除去対象は選べないものの、裏を返せば選べないクリーチャーも除去できる。自身を破壊して能力を起動することもできるため、どうしても除去したい厄介なクリーチャーが単体で立っている場合などには除去呪文のような使い方もできなくはない。
《デストラーデ》は連鎖でクリーチャーを展開するための採用だが、遅めのビートダウンデッキとしては盾を増やせるだけでもありがたい。じっくり腰を据えて戦うこともあるこのデッキにおいては、2体以上同時に出すとデッキアウトを起こしやすくなるため注意。
- 超次元関連
3種類とも主に《ヤヌス》の呼び出し用。
《ヤヌス・クロウラー》は《ツッパリキシ》で破壊しても頭数が減らなくてお得という採用理由だが、単体でもブロックされないアタッカーとして働いてくれる。《バルカディアス》などで盤面を一掃されても《シンカイヤヌス》を場に残してすぐに打点を形成できるなど、地味に強い。
- 補助
《ムゥリャン》は序盤に手札を整える役目もあるが、低コストで《ヤヌス》をひっくり返したり《ツッパリキシ》の弾にしたり連鎖で出てきたのを1ドローに変換したり……とそこそこ重宝する。
《フレフレ・ピッピー》は《デストラーデ》の最速着地プラン用。ついでに他のコマンドも軽減してくれるが、マナが溜まってからは《ツッパリキシ》の弾にしてしまってもいいだろう。
- 受け札
色のバランスを見つつ、cipで攻撃を防いだあと場に残って《ツッパリキシ》の弾にできるものを採用。
光のトリガー獣なら《コルテオ》も強力だが、《ガガ・コロリン》の方が連鎖で出せるほか、現環境では《リュウセイ・カイザー》などを除去できるのがありがたい。
- そのほか
こちらは必須ではないものの、《ヤヌス》をひっくり返せる水か火で相性の良さそうなクリーチャーをチョイスした枠。
《フレームシヴァ》は《フレフレ・ピッピー》で2軽減が入るほか、連鎖で出せて、呪文サーチで若干のデッキ圧縮が可能などの理由から採用。
あとの2枚は《ツッパリキシ》と組み合わせてpigで猛威を振るうもの。ただし《K・アトランティス》は特に使いにくくロマン採用にすぎないため、この枠を空けて《ムゥリャン》と《サーファー》を4積みにした方が賢明といえば賢明だろう。
- 超次元ゾーン
《ヤヌス》以外の使用頻度は低めだが、どのクリーチャーにも使いどころがある。状況に応じて使い分けよう。
他には《マティーニ》を採用すると速攻への対応力が上がるほか、《ヤヌス》が2体とも出払っている時に呪文で出せる唯一の水のクリーチャーという役割にもなる。お好みで。
■ おまけ
おまけとして、副産物の派生デッキも紹介しておこう。
実は先ほど紹介したデッキには、「相手の数が多いと《ツッパリキシ》での除去が上手く機能しなくなる」という弱点がある。
そこで《ギル・メイワク》などの火力除去で小型獣を焼いておき、残った大型獣を《ツッパリキシ》に始末してもらおうという構築がこれだ。光を抜いて守りが薄くなった代わりに軽量クリーチャーが増え、《ヤヌス》を過労死しそうな勢いで回転させ続けて手札をブン回すことができる。6マナもあれば《ケロディSP》をSA化して《ホーガン》呼び出し即覚醒といった芸当まで可能。
ところがこのデッキはどっちかというと「横綱入り赤青超次元ビート」といったプレイ感で、主には《オーシャン・G・ホーガン》や《ラスト・ストームXX》への覚醒を狙うことになりがち。
《ツッパリキシ》的には本末転倒、故におまけ扱いである。
(それはそれとしてこのデッキの《ヤヌス》と《ケロディSP》の挙動には可能性を感じないこともない)
■ あとがき
最強横綱、最強〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
では。
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