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【デュエプレSPルール】妖精と神々の邂逅

こんにちは。hemioLaです。


Q. もし《ダイヤモンド・ブリザード》がナーフされなかったら?

A. 神と和解する。


■ はじめに


今回はデュエプレ3周年記念のSPルールマッチ「レジェンダリーディビジョン」のお話。《ブリザード》をナーフ前のテキストで使えるこのルールで、一風変わった暴れ方をさせてみようというのが本記事のコンセプトだ。

さて、《ブリザード》がかつてどんなカードだったかおさらいしてみよう。

デュエプレ公式サイトより

現在と違って、スノーフェアリーの回収範囲に墓地を含んでいた。その結果として、墓地から回収した枚数分だけマナが増えるという挙動となる。速攻デッキなのにいつの間にか10マナくらい溜まっていたという状況も珍しくなかったようだ。

今回はその挙動を利用して、《バイオレンス・フュージョン》と組み合わせてみることにした。


■ デッキ構成


違法建築みたいなリスト

ゴチャついて見えるが、採用カードは大きく4つに分類できる。

①《バイオレンス・フュージョン》とそれで呼び出すゴッド
ゴッドには単独でフィニッシャーとして強い《ヘヴィデスメタル》と《ゼンアク》に加え、緑マナと《フュージョン》サーチ用の《G・A・E》を採用。

② スノーフェアリー
マナ加速能力持ちのほか、進化元の確保が楽になる《ユウコ》を採用。《ブリザード》を除くと15枚しかいないが、十分ブン回ってくれる。

③《ブリザード》の補助
《ブリザード》をマナ加速に使うにはスノーフェアリーを墓地に貯める必要がある。《プライマル・スクリーム》や《リバイヴ・ホール》+《ヴォルグ・サンダー》で貯めつつ、必要なクリーチャーは手札に戻せる。

④ その他
防御札として、相性が良い《アポカリプス・デイ》を採用した。
《ヴォルグ・サンダー》以外のサイキックはお好みで。



■ 基本の動かし方


このデッキの目的は一般的な《フュージョン》のデッキと同様に「マナを貯めてゴッドをぶっ放す」というものだが、マナを貯める過程をまるごとスノーフェアリーに外注する点が異なる。速攻デッキではないため《ブリザード》の着地を急ぐ必要は無い。

ざっくりとした流れ

まずは《ジャスミン》や闇の呪文で墓地を整えつつ、頃合いを見て《ブリザード》を召喚し一気にマナを貯めたい。仮に墓地からの回収分が少なくても、マナが起きて手札に《ジャスミン》や《オチャッピィ》が戻ってくるだけでも美味しい。恐ろしいことに、1ターンで7マナほど増やすことも可能だ。

山札から墓地やマナに無差別にカードを落としていくことになるが、ゴッドはどちらに落ちても問題ない。一方で《フュージョン》だけは自力で引き当てる必要があることに注意。《G・A・E》でのサーチも可能だが過信しないほうが良いだろう。



■ おまけ:検討したカード


- 墓地肥やし

採用したカードに比べてコストが軽く使いやすいが、落とせる枚数が少ないのが難点。《ボーンおどり・チャージャー》は3→5で《リバイヴ・ホール》に繋げることもできるものの、恩恵が少なかったため不採用とした。

《ギガヴォル》はクリーチャーだけを狙って落とせる点で有用だが、手札に回収できないこと、自身がスノーフェアリーでないことがネック。


- 青を入れる選択肢

青のカードを使ってスノーフェアリーだけを手札から確実に落とす構築も試みたが、色が増えて多色事故が起きやすくなる上、落とせる枚数も少ないことから断念。

《フュージョン》などの必要なパーツを引ける確率が上がるのは大きなメリットだが、青入りで綺麗にブン回すには工夫が必要そうだ。



■ あとがき


ナーフ前ブリザード、つえ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
そりゃナーフされるわな!!!!!!!!!!!


書いているうちにSPルールマッチの期間も残り僅かになってしまったが、もし機会があれば使ってみてはいかがだろうか。

では。


神頼みするスノーフェアリーのイラスト

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