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【デュエプレ】前シーズンマスター到達! 連鎖特化型デストラーデのススメ

こんにちは。hemioLa(へみおら)です。

デッキビルド杯にも出したデッキだし結果発表まで待つかぁとか言ってたらめちゃくちゃ遅くなってしまった……


■ はじめに

今回紹介するのは「イレブン入り連鎖特化型トリーヴァデストラーデビート」とでも呼ぶべきデッキだ。

端的に言うと《デストラーデ》でめちゃくちゃ連鎖を起こして、《J・イレブン》でのエクストラウィンを狙おう!(もしくは殴り散らかそう!)というコンセプトである。

特徴として、《デストラーデ》の連鎖を最大限活かすために「コスト毎に均等にクリーチャーを入れるといっぱい連鎖しやすい」という理論に基づいて構築している。
(この理論について詳しくは以下の記事を参照のこと)


さて、ここまで読む限りあまり"ガチ"のデッキには見えないだろうが、なんとこのデッキでAD・ND両方マスター帯に到達した。
(8月度シーズン「デビルディアボロスZカップ」でのこと。まさかこんなデッキで行けるとは……)

2022/8/3 NDマスター到達
2022/8/14 ADマスター到達

筆者にとっては両ディビジョンとも初めてのマスター到達であった。報酬うま〜〜〜
(道中でトスしてくださった方々、本当にありがとうございました)

ただ、今思えば初見殺し性能と《デストラーデ》のカードパワーでゴリ押ししただけという説もある。運が良かったなぁ……



■ デッキ構成

- 基本構成

コンセプトが単純なので自由度が高い

基本的には《デストラーデ》4枚に《J・イレブン》1〜2枚、防御トリガーなどの高コストクリーチャーを入れた上で、残りの枠を5マナ以下のクリーチャーで等分という構成。理論上の最適解からは多少外れるが、低コスト帯は気持ち少なめにすると連鎖確率とカードパワーのバランスが良くなる気がしている。

そしてこの5マナ以下の枠、召喚できるクリーチャーなら何を入れても良い。必要な役割や相性の良し悪しこそあるが、余裕のある枠でマイナーなカードを救済してみるのも面白いだろう。

ここから、筆者が実際に使ったデッキ構築例を紹介する。


- ND対応構築例

あまり洗練されてない?

NDマスター到達デッキ。ADよりもかなり早い段階で到達してスクショを撮ったため、構築内容としてはまだ模索段階のものであることを留意いただきたい。ひとまずこの構築でマスター到達したという報告として残しておく。

いま見返すと、1マナ枠に《ラッキー・クルト》、超次元ゾーンに《時空ガンヴィート》を入れても良かっただろう。


- AD専用構築例

何かの拍子に「〜」が文字化けするようになってしまった

ADマスター到達デッキ。主なカードは軒並みNDと変わらないものの、低コスト枠にいる古いカードで痒いところに手が届く。


- デッキビルド杯構築

ご存知の通り、落選

こちらはデッキビルド杯で投稿したもの。1〜5マナの枚数を完全に均等にした見た目重視の構築、言うなれば"よそいき"である。

見た目重視とはいえ連鎖数期待値が最も高くなる型でもあり、戦力で劣るわけではない。



■ 基本の動かし方

- 1ターン目〜

第一目標は《デストラーデ》を召喚すること。マナ加速やコスト軽減などを駆使してできる限り早く着地させたい。《秋麗リップル》などによるサーチも活用しよう。

また連鎖のためにはホーリーフィールドの発動が不可欠であるため、盾の枚数にも気を配っておきたい。状況によっては《青銅の鎧》などで早めに割っておくプレイングも有効だ。


- 連鎖開始後

《デストラーデ》召喚後の立ち回りは連鎖で何が出るか(出ないか)に左右されるものの、基本的にはガンガン攻撃して圧をかけていこう。コントロール寄りの構築も可能かもしれないが、少なくとも筆者の構築例では攻撃した方が強いと考えている。

また、なるべく多く連鎖に成功できるようにコストの大きいクリーチャーを優先的に召喚していきたい。お祈りも忘れずに。


- エクストラウィンを目指す場合

相手に先にリーサルを組まれそうな場合や守りが堅くて突破できない場合は、《J・イレブン》でエクストラウィンを狙うプランに切り替えよう。早めに《J・イレブン》をサーチしておくほかに、コスト1のクリーチャーや、クリーチャーを複数並べられるカードも準備しておきたい。

こちらの盤面はわりと簡単に埋まるため、隙あらば突然のエクストラウィンを突きつけてあげよう。

サイキッククリーチャーからの連鎖も可能

なお《J・イレブン》が盾落ちしてサーチできなかった場合でも、ダイレクトアタックさえ免れれば負ける前には手札に来る。《デストラーデ》やブロッカーを駆使してリーサルを遅らせ、返しのターンで大逆転する気持ち良さがこのデッキの醍醐味と言っても過言ではない。



■ 採用候補カード紹介

- 必須カード

《デストラーデ》は盤面展開の要であると同時に、盾を増やすことで《J・イレブン》が着地するまでの時間稼ぎも担う。必ず4積みし、なるべく盤面に留められるように立ち回りたい。

《J・イレブン》は最後に添えるだけで華麗にエクストラウィン……という想定ではあるが、パワーラインの低くなりがちなこのデッキにおいてはアタッカーとしても重宝する。筆者の構築例では連鎖が発動すれば100%成功するため、バニラクリーチャーとして出してみても渋くはない。
さらには《デストラーデ》を除去やハンデスから守るデコイとして働くことも。(もっとも、回収できなければエクストラウィンを諦めることになるのだが……)
サーチ手段が入っている前提ではあるが、連鎖の邪魔をしないよう多くとも2投で十分だろう。


- 1マナ枠

軽さのわりに防御性能の高い《キュベラ》はかなり頼りになる。基本的には「攻撃可能かブロッカーか」で二分されるが、条件付きではあるものの両方をこなせる《ラッキー・クルト》もいる。

どちらかというと場に出しやすいことに価値があるため、この枠を色の配分調整に使ってもいいだろう。


- 2マナ枠

序盤は手札を消費せずにマナ加速でき、《デストラーデ》召喚後はパワー3000の打点として場に残る《ホッピ・ルッピ》は可能な限り4積みしたい。

残りの枠は《幻緑の双月》など5枚目以降の初動札を入れて安定を取ってもいいが、手札の消費が痛いため他の役割のカードを入れた方が無難かもしれない。《霞み妖精ジャスミン》の実装が待たれる。


- 3マナ枠

《デストラーデ》の最速着地を目指すならこの枠にも初動札が必要。《ウルコス》も良いが、多色事故が致命傷になりかねないため筆者は《青銅の鎧》を使っている。

《驚天の超人》がナーフされなければここに入っていたかもしれないと思うとなかなかに恐ろしい。


- 4マナ枠

5マナ以下のクリーチャーの中では優秀な受け札として働く「炸裂サイクル」がここに入るが、主要カードを確定サーチできる《秋麗リップル》もほぼ必須。筆者が最も枚数配分に迷うのはこの枠だ。

ちなみに《秋麗リップル》の探索対象は必須カードだけで2種類入っているため、他のコマンドの採用はなるべく1種類にとどめておきたい。


- 5マナ枠

《デストラーデ》からの連鎖で出る中では最大コストの枠。圧のあるクリーチャーをこの枠に入れたい。

筆者は《ライトニング・キッド》をメインアタッカーとして、《ディメンジョン・ホーン》を超次元ゾーンへのアクセス手段として愛用しているほか、気分で《ハルクーンベルガ》をピン挿ししている。連鎖でついてくる小型クリーチャーがWブレイカーと化すためゴリ押し力が高い。

やや安定しなくなるものの、ドリームメイトを多めに入れて《ボルパンサー》を採用してみるのも面白いかもしれない。


- 6マナ以上

連鎖の観点からは極力少なく抑えたい枠だが、やはり6マナ以上のカードにも優秀なものが多い。特に防御トリガーの安心感はどうしても欲しくなる。

2体場に出る《グレイトフル・ライフ》や、6マナで手撃ちしても最大9マナ始動の連鎖を起こせる《ギャラクシー・ホール》、条件を満たせばコストを踏み倒せる大型獣など、お得に連鎖を起こせるカードも目白押し。


- 超次元ゾーン

覚醒が容易で打点として強い《チャクラ》と《ジャパン》、除去札になる《時空ガンヴィート》などが筆者的おすすめ。なお《ジャパニカ》の能力で《J・イレブン》を呼んできても、そのターン中にエクストラウィンできるわけではないことに注意。

《ディメンジョン・ホーン》を採用する場合は2体同時に呼び出すこともできるため、《ジョン》と《アンタッチャブル》のお手軽覚醒セットなどを入れておくと小回りが利く。



■ あとがき

元々は「SPルールマッチでワンショットを決めたい!」という動機で《デストラーデ》を使い始めたのだが、独自に考案したデッキでマスター到達という結果を残せたのは素直に嬉しい。

今後もそういったデッキを発信できるかはわからないが、ゆるゆると楽しんでいきたい所存だ。

では。

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