フィリピン留学で見つけた本当の自分


 2024年6月23日~7月22日の約1カ月、
フィリピンのセブ島にある、CIAという語学学校に留学をしてきた。

1カ月という短期間であったが、語学だけでなくたくさんのことを学び、
今後の人生でやりたいことができたので、忘れないうちに記しておく。

帰国直後である今の新鮮な気持ちを忘れたくないので、
少々文章が煩雑になるが了承いただきたい。



フィリピンで過ごした1カ月


まず、基本的な一日の流れを簡単に説明する。

【平日】
6時10分:起床、身支度、朝のテスト勉強
6時40分:朝食
7時20分:デイリーテスト
8時00分~12時05分:授業
13時05分~18時00分:授業
18時00分~19時頃:夕食、雑談
19時~20時30頃:ジム
20時30分~22時30分:自習
24時頃:就寝

【休日】
フリー

生徒は、日本、韓国、台湾、モンゴル、ベトナム、香港といったアジア人とサウジアラビア人やロシア人の学生も在籍。

年齢は、14歳から50歳くらいの方も英語を学びに来ていた。

食堂やカフェではいろんな国の人と交流できたし、グループクラスではたくさんの友人ができ、週末に旅行に行く仲になった。

3人部屋で、サウジアラビア人2人と共同生活。
匂いきつい、クーラーめっちゃ寒くする。でもめちゃいいやつら。

こんな感じで、にぎやかな学校生活ができた。

基本的にフィリピンの人たちは、明るく陽気でフレンドリー。タクシードライバーもたくさん話しかけてくれて退屈しなかったw


フィリピンでの生活は人に恵まれ、裏表がなくフレンドリーな人たちに囲まれて、’人’のことが大好きになれた滞在だった。


次から、詳しく説明していく。。。。

多国籍交流

さっきも話したが、滞在先の語学学校では様々な国籍の人と交流ができた。
中でも韓国人と台湾人の友達が沢山でき、今でもやり取りしている。

私は差別意識や偏見はない方だと自負しているが、今まで韓国人の友達がいたことはなかったしK-POPやアイドルに興味もなかったから、
特に親近感もなかった。

しかし、韓国の人たちの想いやりとフレンドリーさにとても感動し、韓国人が大好きになり韓国語をもっと知りたいと思うまで愛が深まった。

また、サウジアラビア人との共同生活。
甘ったるくてきっつい香水とルームフレグランスの香り、
18℃、最強設定のクーラー、
ストレスフルな日々だったww
しかし、仲間意識が強く、お菓子屋ジュースをくれる彼らをかわいいなと思っていた。

文化の違いはあれど、
人間関係を築くうえで大きな違いはなく、
流暢でない言葉でも、気持ちと思いやりがあれば簡単に仲良くなれた。


 

韓国への興味

特に深く、多く友達になれたのは韓国人だ。
今まで韓国人の友達もいなかったし、K-POPも特に興味なかったので、特別な関心は持っていなかったが、
韓国の人たちの思いやりや裏表のないフレンドリーさに触れ、
韓国が大好きになった。

会うといつも「おはる!!」「おはる兄ちゃん!!!」と言ってハイタッチしてくれるのが本当にうれしい。

日本にも興味を持ってくれる。

韓国の女の子ともちょっといい感じになったし(7歳差があると気が付き、お兄ちゃん、妹と言い合う関係になったがw)

次会う時に、韓国語で会話できるように韓国語を勉強しよう。
K-popもちょっと聴いてみようw

実際に話してみないとわからないことが多いなと感じた。
毛嫌いしていたVtuberに3か月前からドはまりしているのもそう。

会って、自分の眼で見て、体験しないとわからないことばかりだ。


 

年齢と価値観

14歳の小太りなサウジアラビア人の男の子と仲良くなった。
ときどきジムに誘って筋トレを教える。
彼は「先生」と言って声をかけてくれる。

16歳の日本人JKからは、おじさんといじられ、クソガキと言い返す関係だった。おじさんといじられるのも悪い気はしないww

他にも10代の学生は沢山在籍していたが、
一人で海外に来るのは不安だったろう。

少なくとも私が10代の頃そんなこと考えもしなかった。
今の若い子へのリスペクトが止まらない。


大人になると
お金がかかるから・・・・
時間がないから・・・
若くないから・・・・
と言い訳して、夢ややりたいことを後回しにしてしまう。

もちろんやりたいことだけやって生きていけるわけではない。

しかし若い彼らは、探求心や好奇心に素直だ。
やりたいと思った次の日には行動している。

話したいと思った人にはどんどん話しかけるし、
おかしい、正しくないと思ったことは妥協しない。

お金を重要視し過ぎて、遠慮して、我慢して、やりたいことがわからなくなっていた自分にとって、彼らはまぶしかった。

これからは、わがままに、正直に好奇心に素直に生きようと思う。


 

教育と金のジレンマ


お金稼ぎをしようとして行動すると失敗することが多いし、
途中でつらくなってやめてしまう。

お金だけを求めると結局お金すら得られないジレンマがあると思う。

フィリピンで出会った彼らは
「コーヒーが好き」→フィリピンのカフェを体験したい。
「マジシャンなんだけど、海外客向けに英語でマジックをしたい」→語学学校でマジックを披露しよう!
フィリピンの体験をシェアしたい→ SNS、ブログ発信

「お金を稼ぎたい」よりも「やりたいこと」が第一にある。

たぶん、やりたいことを重視したほうが長続きするし、楽しく熱量高く仕事できると思う。


また、フィリピンはまだまだ貧しい国だ。
仕事は少ないし、学校も少ない。
ストリートチルドレンは山ほどいる。

水道水を口に含むと簡単に腹を下すし、
街は排ガスまみれだ。

中には、大学まで通ってそれなりの仕事を得られている人もいるが
それでも給料は努力量に見合わない。

フィリピンは現在日本の人口を追い越し、子供が大半を占めている。
10年後彼らの暮らしを守るためにも、十分な教育を与え、仕事環境を確保する必要がある。

自分ごときができることは少ないが、
日本に生まれたありがたみをかみしめながらも、

彼らの未来のためにできることを考えたいと思う。

 語学のモチベーション


語学において、直近でやりたいことだが、
2024年9月のTOEICで800点を目指したい。

ちなみに、2023年6月のTOEICは620点。

かなり無理がある目標だw

1年間の海外生活の成果として、
目に見える形で結果を残したいと思うので、
これから1カ月追い込んで英語を学習しようと思う。

また、なんども言っている韓国語に関してだが、
ひとまずは、毎日30分アプリや動画で単語から学びたいと思う。
友達とも交流を続け、来年韓国に遊びに行こうと思う。


今後やりたいこと


発信活動をやりたい。
香港のマジシャンの友達の表現力や自信あふれる振る舞いを見て、
また、自信は他人の安心につながり言葉を伝える一つの手段だと気が付いた。

これまで自分が表に立つことを避けてきた。
自ら意思表示することを避けてきた。

これからは、欲望をさらけ出し、感情をさらけ出し
自分に正直に生きようと思う。

後悔しないために。

SNSで発信もしたいし、顔だしして発信活動もしたい。
たぶん、それが自己成長につながるから。


終わりに


この1カ月のフィリピン留学の経験は、
一生の宝物だ。

勇気を出して、オーストラリアに行き、フィリピンに行ってよかったと思う。

人を好きになって、日本を好きになって、自分を好きになった、そんな1年だった。

しばらくは、日本で仕事を頑張るつもりだが、

また来年にでも海外を旅したい。
今回あった友達に会いに。

若い心を忘れずに。



追伸

フィリピンで黒歴史ができたww
誰かに話したい。












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