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Xbox Design Labでオーダーしたコントローラーが故障したので交換してもらった


前書き

Microsoftは2022年6月よりXboxワイヤレスコントローラー(箱コン)のデザインをセミオーダーできるサービス、Xbox Design Labを日本でも開始した。現在は上位機種のElite ワイヤレスコントローラーシリーズ2もオーダー可能になっている。

2022年と言えば為替の乱高下をはじめ、様々な物価の値上げ著しい年だったが、その影響を受ける前に自分も展開の2ヶ月後にはカスタムしたコントローラーを手にしていた。

以前はブロック崩しから田舎のバス停で休憩したりするゲームまでジャンル問わず寝食も忘れてギャラリーのフルコン目指し手を酷使したものだが、最近では屋外で自分の尻をシバく奇癖をこじらせて2次元の世界からはやや遠のいていた。久し振りにコントローラーを握ろうと思ったのはGUILTY GEAR -STRIVE-という格闘ゲームでブリジットが参戦するという発表があったからだ。

詳細は上記リンクの公式サイトでキャラ紹介を読んでほしい。彼(彼女)は村の迷信によって女の子として育てられた経緯を持つ。GUILTY GEAR XXで初登場するや否や、その容姿と仕草、男子というギャップは世界の理を変えた。ヤマトタケルから連綿と続くこの国の女装子の遺伝子は2000年の時を旅した後にブリジットという姿を得て花開き、男の娘という概念を開闢させたのだ。当時いたいけな学生だった自分の性癖は暴力的なまでに根本から修正された。新世紀はここから始まったといっても過言ではない。
さらに本作では性自認によって悩む様子やそれを示唆するシーンが繰り返し流れ、初登場から20年という時を経て僕の嗜好を破壊・再構築し続けている。ちなみにブリジット参戦でプレイヤーが一時10倍に跳ね上がり、GGSTは当時のSteam売上ランキング1位に輝くなど、この地上はおちんちんランドと化した。
LGBTQが叫ばれる昨今だが(公式もブリジットを女性として扱う配慮がなされるまでに至っている)それはさておき、古来より美少年の魅力は世にあまねく男達の大脳辺縁系を刺激し続けてきた。文化的結晶たる男の娘が毎夜僕の懊悩煩悶の対象となるのも無理はない。男の娘に恋い焦がれるのは純然たる男の権利であり、女装に続く男らしい行為の一つである。
そんな訳で夜な夜な鰤たんをいたぶったりいたぶられたりして楽しんでいたところ、突然Rボタンの戻りが悪くなった

Xboxのコントローラーは故障しやすいことで知られている。自分は比較的物持ちの良い方なので今回は当たりを引いたらしい。入手性の良さと習熟期間の短縮が図れるという点で軍用に利用されているそうだが、250時間の使用にも耐えられないようなデバイスが軍用に適しているかというと疑問符が付く。
かくして僅か7ヶ月足らずで故障したMicrosoft様謹製の箱コンだが、1年の製品保証が付いているのでこれを利用する運びとなった。


コントローラーの保証交換までの流れ

交換までの流れはざっと以下の通り

3月29日 MSアカウントより修理(交換)サービス依頼を行う(Web上)
 ↓
3月30日 MSから受付メールを受信、故障品を着払い(日本郵便)で発送
 ↓
3月31日 MSサービスセンターに故障品が到着、その旨メール2件を受信
 ↓
4月13日 交換品が到着

たったこれだけ、物理作業は発送のみで呆気にとられるくらい楽だった。
ウェブには自前修理の情報が溢れているが保証が残っているものはさっさとシリアルを登録して交換してもらうのが吉だ。

通常の箱コンの交換との違い
・保証書・購入証明などの提示が不要
・コントローラーが手元にない期間がやや長い
・オーダーした通りのデザインで届く



顛末詳細は以下をどうぞ

まずはMicrosoftアカウントのデバイスページにアクセスし、コントローラーのシリアルナンバーを登録する。シリアルはバッテリーのカバーを外した所に記載がある。

なお、市販のコントローラーの場合は別途購入証明等が必要となるが、Xbox Design Labから購入しているのでそれも準備する手間がなかった。

登録の時点で保証期限が表示されている



上記ページ中段「デバイスを修理に出す」の右横にある「注文を開始する」というボタンをクリックし、後はサイトの指示に従い故障個所を選択して返送サービスを注文すると、MSから以下のようなメールが送られてくる。このメール本文の下に今後の返送手順などの案内が載っている。

メールが届いたら故障品を発送して待つだけ



注意しないといけないのはこのサービスに登録しても自動的に集荷には来ない事と、着払いで返送できるのは日本郵便だけという事だ。
自分はサービス注文時に「集荷を依頼する」という選択項目があったのでMicrosoftアカウントに登録されている住所に集荷に来るものだと思っていたが、集荷日時の入力がなかったので別途依頼が必要なことに気が付いた。

一応、メール下部にあるリンクやMSアカウントの当該デバイスのページなどから日本郵便へ集荷の依頼ができる。ただし宛先などを印刷して持ってくる訳ではないのと、宛名・住所が結構長いので手元に着払い伝票がないと集荷の人を待たせてしまうことになる。
もう一点、返送するにあたり発行されるサービス番号(メールの件名等に表記される)を梱包箱などに書いてやる必要がある。これは伝票の品名欄に併記するのが良いだろう。

さて、故障したコントローラーはメールにあった指示通り電池を抜き、エアキャップで巻いて適当な段ボールで梱包し最寄りの郵便局に持ち込んだ。
物理的な作業はこの発送くらいのもので後はウェブで完結する。相談事が無ければカスタマーサービスに電話をする必要もない。

翌日には着荷のメールが届き、注文の処理状況と、さらにプロセスが遅延する可能性があるという機械的なメールが立て続けに着信した。遅延とあるが、これはオーダー時と同じ構成で組み立てて海外から送られてくるので、通常の箱コンの保証交換に比べると日数を要するという意味程度に捉えて良いと思う。(電話でやり取りをすると届くまでに3週間位かかるとアナウンスされるそう)

以降は音沙汰がなく、MSアカウントのデバイスページも更新されないままの状態が続く。先達の記録によるとおおよそ2週間で手元に届くらしい。

更新のないMSアカウントのデバイスページ



着荷・その後

故障品がサービスセンターに届いてから待つこと13日後、交換品がFedEx便で届いた。下記の通りで追跡を追うと生産におおよそ1週間、デリバリーにもう1週間という感じだった。
ちなみに当日の再配達が可能だったが、タイミングによっては西濃運輸に引き渡しての翌日到着になる場合もある。(購入時がそうだった)

4月8日 コントローラーが完成・集荷依頼
 ↓
4月10日 FedExが集荷(中国 東莞市)
 ↓
4月12日 成田着・通関
 ↓
4月13日 配達

FedExの追跡より



さて、お待ちかねの開封の儀。
これも知っていたことだったが購入時と全く同じ、完全に新品の状態で届いた。化粧箱底面の封印シールも貼られている。カスタムオーダーとは違うものが届いたということもなく8月に手にしたときのままだった。

新品同様の荷姿
開封
カウンターシェーディング風カスタム

参考までにレシピ
本体:Robot White
背面:Storm Gray
バンパー:Ash Gray
グリップ:なし
トリガー:Midnight Blue (Metallic)
方向パッド:Blight Silver (Metallic)
サムスティック:Ash Gray
ABXY:Gray on White
表示、メニュー、共有:Black on White
エングレービング:あり

その後、MSアカウントのデバイスページをしばらく眺めていたがシリアルナンバーが更新される訳でもなく、修復注文メニューのプログレスバーも進捗せず注文が完了する気配はない。
試しに交換品のシリアルを登録してみると保証が工場発送から1年2ヶ月先の2024/6/9となっていて目を疑った。バグ?

デバイスがオーダーしたデザインで表示されればいいな……


ともあれこれでまた鰤たんと触れ合える。ついててお得!

余談だが自分の使用キャラはメイ


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