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野原工芸争奪戦に参戦するか? ハガキ抽選の方法の考察

野原工芸の本店来店予約の受付が始まった。5月10日消印有効とのことだ。

しかし、相変わらず不可解な申込みの仕方をさせる。

第1〜第3希望まで希望日を書かせた上、それとは切り離して希望時間帯を書かせる。
しかし、◯月◯日は10時がいいが、△月△日は15時がいいというように、本来、希望日と希望時間帯は切り離せないはずだ。
しかも、時間帯不問と書いてもよいという。そうすると、時間帯不問と書いた人は、10時からと書いた人の3倍の枠の希望を書いたことになるのだろうか。
さらに、希望日以外の金曜日は可能かどうかも書かせる(以前は、希望日以外の日でも可能かを書かせていた)。

これらからすると、◯月◯日の△時枠の希望者の中から当選者を1人選ぶというのではなく、まず、3か月分の枠の数(1日3枠・週3日として概算で108枠)だけ当選者を選び、当選した108人を各枠に当てはめていくということをしていると思われる。そして、希望日や希望時間帯、金曜日の来店の可否は、当選者を枠に当てはめる際に使われるのだろう。
このような当選者決定方法を取っているとすれば、どのような希望の出し方をしたとしても、当選確率は変わらないことになる(ただし後述の問題はある)。

問題は、当選者108人に順位付けをするかだ。
1位の当選者の第1希望、2位の当選者の第1希望と枠を順に埋めていき、第1希望が既に埋まっていれば第2希望を当てはめ、第3希望まで既に埋まっていれば金曜日を当てはめるという具合に決めていく方法が考えられる。
しかし、この方法の場合、第3希望まで既に埋まっていて、金曜日は不可としている人は落選ということになるのだろうか。また、金曜日を第1希望としている人が当選しても、金曜日も可としていた人によって既にその枠が埋まっている場合はどうなるのだろうか。
ただこうなると、先順位の当選者の枠の決め方によっては、不透明感が拭えない。先順位の当選者が時間帯不問の場合、どの枠を当てはめるかは運営者側が決めることになる。金曜日可の人の場合に、どの金曜日を当てはめるのかも同様だ。運営者側の枠の割当方という偶然の事情によって、後順位者の当落が決まってしまうことになる。

この事態を避けようとすれば、当選者に順位付けをしないということになろう。その場合、金曜日可としていたり、時間帯不問としている人は融通のきく当選者として後回しにされ、融通の効かない当選者から決めていくことになるだろう。
おそらく、この方法をとっているのではないか。
ただ、この場合、極端なことをいえば、当選者108人のなかに入りさえすれば、第1希望・1時間帯枠しか書いていなかった人は優先的にその枠に決まることになる。こんな希望の仕方をする応募者が増えると抽選が成り立たなくなるが、今のところ、禁止はされていない(失格になとはアナウンスされていない)。それはともかく、無理して金曜日も可と書く必要はないということになろう。







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