優しさに甘えてた

パートナーが体調を崩した。数日前から頭が痛いと嘆いてはいたんだけど、きっと花粉症の症状だろうと思ってあまり気には留めてなかった。

でも昨晩の様子が明らかにおかしくて、
『もしかして風邪引いたんじゃない、、?』って聞いてみたら、

『実はそうかもしれないと思ってたけどそう思わないようにしてた』

そう言われた。


え、そうだったの..

もしかして私が気を遣わせちゃったのかな。言えないような雰囲気を作っちゃっていたのかな。そんな思いが駆け巡った。


実は2週間ほど前に私は肩を骨折した。そのせいでここ最近はずっと、パートナーに家の事をやってもらってた。

料理、洗濯、掃除、、あとは服を着せてもらったり、背中を洗ってもらったり。

(要介護の老人かよって突っ込まれそう)


私は片腕の動きが制限されていることを理由に、パートナーの優しさに甘えまくった。(骨折してるんだからやってもらって当然でしょ、なんて傲慢な気持ちが心のどこかになかったと言ったら嘘になる..) 気付けば自己中心的な考え方になっていた私は、自分のことばかりで余裕がなくなっていた。パートナーの不調に気付けないくらいには。



今日ようやくギプスを外すことができた。真っ先にパートナーにLINEして感謝の気持ちを伝えた。あなたのサポートのおかげです、ありがとうって。

パートナーは、俺はなんにもしてないよ、なんて言ってくれたけど、あなたがいなきゃ私は何にもできなかったよ、私はそう思った。言わなかったけど。笑



結局風邪は引いてなかったみたいでよかったけど、もっと早く優しい言葉をかけることができたらなと反省した。大丈夫の一言だけで救われることってあるからね。







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