(水のように流れていく日々の中で)記録を残すことの重要性
自分が高校2年生~大学卒業まで書いていたブログを久しぶりに読んだ。
黒歴史すぎるし、当時投げかけていた疑問の答えを7~8割知ってしまったのでコンテンツ的には書いた本人としても全く面白くない。
けれど、残るものはある。
”当時の記録”だ。
今では有名になって誰もがアクセスしているもの(バンド、映画、SNSといったサービスなど)を初めて触れたときの意見や感想を垣間見た。
スターウォーズやガンダムなどのSF作品のスピンオフがウケるのは何故だろうか?
物語の主軸に立ちその世界では「英雄」としてもてはやされる、本編の主人公とは異なる立場の”市井の人々”の活躍を見れるからだ。
それと同じように、2010年代を生きたひとりの一般人目線で語られるコンテンツやサービスの話が面白い。
これはあくまで、自分がいまだに何も成し遂げていない一般人だから感じる面白さである。
(今のまま、何も成し遂げてない一般人のままで全然いいとは思っている)
ありのままをそのまま受け入れて感じたことを残すことは大事だ。
”初心に戻る”という誰もがやりがちなマインドリセットの手法を試そうとするときに、この”初心”の指標を作っておかないと自分にとって都合の良い”初心”を捏造してしまうことになる。
本当の初心は心の中にはとどめ続けることなんてできないのさ。
だから僕らは言葉を紡いで日々を記録する。
最新鋭の片手ポチポチや両手パチパチ演算処理機を駆使して。
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