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JR大曽根駅の改札からホームまでの距離、遠すぎ問題

愛知県名古屋市、ナゴヤドームから歩いて15分程の場所に「大曽根」という駅がある。
名古屋の中心地からは少し北側に位置し、JR中央本線、名鉄瀬戸線、名古屋市営地下鉄名城線など複数の路線が集う中規模のターミナル駅である。駅の中にはSTARBUCKS COFFEEやTSUTAYA書店が入っていて、どの時間に行こうが何となく混雑してる。そんなイメージの駅が「大曽根」である。
この駅は構造上のある問題を抱えている。JR・名鉄・地下鉄、どの駅も少しずつ離れた位置に構えているのだ。それに加え、JR中央本線の駅に至っては、改札口からホームまで、歩いて3分、足の遅い人なら5分近くかかる謎構造。これがまっこと不便である。
例えばこれが、同じ愛知県内ならば名古屋だったり、他県なら東京・新宿駅ならまだ分かる。いやまあ名古屋駅だってこんなに歩かされることはないのだが。でもこの駅はあくまでも中規模のターミナル駅。所詮は3線しか乗り入れていない駅なのだ。
ホームから改札、或いは改札からホームまでそれだけ時間がかかるということは、他路線との乗り換えにはもっと時間がかかるのである。
東洋経済オンラインが2017年に公開した「乗り換えで歩く距離が長い駅ランキング」で大曽根駅は全国で12位を獲得、東海圏だけで言えば堂々の1位である。

出典:東洋経済オンライン「乗り換えで歩く距離」が長い駅ランキング」

とりわけJRの駅は、ホームまでまるで学校の渡り廊下のような道を歩かされる。どういう経緯で作られた構造なのかか全く分からず、ただただ僕達の脹脛を痛めつけるのである。
なんとかなんねぇもんかなぁ、と思いながら、今日も僕は大曽根駅の渡り廊下を歩く。

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