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2人目育児で思うこと〜『甘えん坊』が愛おしい

私にはふたりの息子がいます。
長男はるちゃん(5才)、次男ふうちゃん(1才)です。

先日、友人が生後3ヶ月の赤ちゃんを連れて
我が家に遊びにきてくれました。

最近の様子を聞いてみると、
母乳を飲んでくれなくて完全にミルクにしたら、
夜は10時間も寝てくれるようになったと喜んでいました。
日中もミルクをあげた後少し抱っこすれば、
ベッドで寝てくれるって。
なんなら、ミルク飲んだ流れでベッドに寝せれば、
そのまま寝てる時もあると。

「なんと!いい子すぎる!!
ふうちゃんは1歳になっても
まだまだ卒乳できそうにないのに。
夜も朝まで寝たことなんて1回もないのに。
うらやましい〜」
と話を聞いていた私。

でも、友人が帰った後、ふと思いました。

もし、ふうちゃんが眠くなった時に
私を求めることなく、ひとりでいつの間にか
寝ていたら…?

最初は感動するでしょう。
「え?寝た?ひとりで寝た??」と。

でも、きっと、同時に寂しさも感じるんです。

そう。
長男はるちゃんの時がそうでした。

はるちゃんもぜーんぜん寝てくれなくて
苦労しました。

とにかく背中スイッチがすごくて、
なかなかベッドでは寝てくれない。

お昼寝はずっと抱っこで、
夜はひどい時は1〜2時間で起きる。

睡眠不足の毎日がほんとに辛くて、
ねんトレ系の育児本を読んで
一生懸命試した時期もありましたが、
はるちゃんには全く通用しませんでした。

「私はいつになったらぐっすり寝れるのだろう」

終わりが見えない日々。
今思い出しても辛かった気持ちが蘇ってきます。

そんなはるちゃんも、
1歳になり保育園に通い始め、
仕事復帰した私は断乳を決意。

確か2日くらい?泣き叫びましたが、
案外あっさりと断乳成功!
その後、少しずつひとりで寝れる力をつけていき、
無事、私は睡眠時間を取り戻せたのです。

「あ〜寝れるってしあわせ!」
と布団に入るたび喜びを噛み締めていた私。

でも、やっぱり、少し寂しかった。

最初は寝ているはるちゃんに
ちゅーしまくったり、つんつんしたり、
わざと起こすようなことしたりしていました笑

寝てくれないことがあんなに辛かったのに、
不思議ですよね。

長くなりましたが、
子どもは日々成長していく。
どんなに手がかかって大変で辛くても
それを懐かしく思う日が必ずやってくる。

大変だったこと、悩んだことも
過ぎ去ってしまえば良い思い出。

こんなに甘えてくれるのも今だけだよな〜
と思うと、甘えん坊が愛おしく感じる。

2人目育児でやっと、そう思えるようになりました。

子育てって育児書通りになんかいかないし、
自分の時間なくなるし、
本当に大変なことばかり。

だけど、大変であればあるほど、
子どもとの時間が濃いものになっていくような
気がします。

今日も抱っこでお昼寝
全然ひとりあそびしてくれず
どこへ行っても後追いしてくるふうちゃんですが。

そんな時は、
好きなテレビ見たり、音楽聴いたり、
甘いもの食べたり、夜ごはん手抜きしたり、
少しでも自分が楽できることを探して
自分のご機嫌を保つようにしてます。

「今だけ」
思い返した時に後悔しないように
子どもとの時間を過ごしていきたいです。

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