ぼくらは皆、許されたい!

下書き


一生答えの見つかることの無い質問なのは承知の上、尋ねてみたい。「愛するってどういうことだと思う?」と。
この人と一緒にいたい、生きていきたい、と思うことも愛だし、あんたのこと殺したい!とか最上級だと思う。あとは、あんたの為ならしねる!もだし、お前のゲロなら綺麗に舐めてやるよ的なことを花村萬月は言うてたね。ちょ〜〜愛じゃん。何かをしてあげたい、与えたいと思うこと、これも無償の愛。峯田和伸は言うてましたね。人を愛するということはきっと、君が君以上に僕を愛してくれたこと。だと。うえーーーー。わたし、結局自分がいちばん可愛いまんまな気もする。

前置きが毎回非常に長いんですけど、最近高校生の時に考えていた私なりの愛についてめちゃくちゃ思い出して共感してしまったので、記録していきます。好きなバンドのお話も一緒にしちゃおうかなー。今バイトの休憩中なんだけど、めちゃくちゃ寒いしハッピーバレンタイン。カップル多い!泣(←ずっとずっと完成させようとしていたのに2ヶ月も経ってしまった。わたしらしい)

私にとっての愛するということ
単刀直入に言うと、私にとっての愛は、「許したいと思うこと」です。許すという行為が私の中で最上級の愛に昇華してしまっている。だから、私自身も許されると愛されてるなーって感じちゃう。し、許したくないくらい傷つけられてるのに許して一緒にいたい、なんて思うことも盲目的ではあるけど愛だなーと。私はしたことが無いから分からないけど、許すの例として、DVしてごめんねーって謝るやつ。その後にDVされたことを許してくれることに愛を感じているのかなーって勝手に考えてる。こんなに酷いことしても許してくれるんだ、嫌われないんだ、めっちゃ好きじゃんー。私に依存してるじゃん。どこまで許してくれるの。ってなるのかな。

毛皮のマリーズとの出会い
冒頭では峯田和伸の名前を出したし、今まで散々峯田和伸と恋愛したいしチューペット半分こしたいなんぞ言うておりましたけど、私にとっての、最高のラブソングは毛皮のマリーズのダンデライオンです。志磨遼平は最高の表現者です。ほんとに。

めちゃくちゃ人生ボロボロだった時のお昼間だったかな。2月が終わりそうで寒さと温かさが混じったようなお昼間にこれ聴いて、真昼間なのにギャン泣きしながら歩いたのをめちゃくちゃ覚えてる。こんな恋愛したいよーー!!!!!こんなふうに愛したいし、愛されたい!

わがままで無茶苦茶で、とってもとってもひどい女とそれを全て許してくれる男のはなし。あんた以外の誰かのためにあんたの好きなこの長い髪も切るよ、それでもいいの?って聞いたら、それでも僕は君のものだよ。僕が愛する君なんだから自由にしたらいいよ。って許してくれる男。女の子はきっと、髪を切りたいと思うような好きな男、絶対他に居ないんだよな。好きな人は、今このお話をしているその人、相手そのものだから。女の子は許されることに愛を見いだしているのと同時に、傷をつけることで愛してるのかなー。だから愛って苦しいものなのか。こころをちぎってあげること、ってまたしても小説家の誰かが言ってたね。
DVする奴の心理、的なのを書いてみたけど、あれは私の気持ちそのまま。許されたいし、許したい。試してしまう。好きな人のことを。私にとって好きな人って尽くされるものじゃなくて尽くす対象だし色々してあげたい。私を必要としてほしい。


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