#竹内朱莉アドベントカレンダーファイナル「たけちゃん」

まず初めに、私はいちハロプロファンとして、ハロプロを薄く長く見てきた者の一文章として書かせていただきます。
私の記憶を辿りつつ、思ったことを書いておりますので、事実と異なる部分や見苦しい部分もあるかもしれません。
それを理解した上で読み進めていただければと思います。


竹内朱莉。
その名前を聞いて、みんなは何を思い浮かべるだろうか。

1番は、やっぱりハロプロやアンジュルムと思い浮かべる人が多いだろう。
もしかしたら、書家・竹内朱莉という人もいるかもしれない。

正解はもちろんない。
その人がそう思い浮かべたらそれが正解。

たけちゃんのハロプロの歴史は2008年6月22日から始まった。
ハロプロエッグ加入発表日。

そこから2009年にハロプロで出したアルバムで、新ミニモニ。としてメンバーに選ばれる。
私はここでたけちゃんを初めて知る。

ハローを知りたての私は、グループもメンバーも当然ハロプロエッグもよくわかっていなかったので、「へえ、そうなんだ」くらいにしか思っていなかったが、今考えればシャッフルユニットにエッグから選ばれること自体、大抜擢。
この頃エッグメンバーたくさんいましたからね。

そこから2年。
スマイレージのサブメンバーに選ばれる。
この時はハロプロが大きく揺れた時だったように子供ながら感じていた。

モーニング娘。以外でメンバー追加は初めてだし、しかもサブメンバーって何!?
デビューではない!?

デビューに近づいたねおめでとう!という人もいただろうし、
今までと大きく違う動きに、少し違和感を覚えたファンの方もいただろう。
私もその後者の1人。

でもファンの方々、絶対にデビューさせるぞ!という気迫でたくさん現場や応援に行かれたことだと思います。
スマイレージメジャーデビューからここまで、何かとテレビで取り上げられることも多かったし、なんならモーニング娘。より頑張ってメディア露出していた印象を覚えています。
それが実を結んで、晴れて正式メンバーとして昇格。

ただ、順風満帆なアイドル人生ではなかったように思う。

噂レベルで書くのはよろしくないと思うが、握手会スルー事件や、見た目があまり可愛くない…などアイドルは切っても切り離せないルッキズムの問題。
そこにたけちゃんはたくさん苦しんだのではないかと思う。

でもそこから少しずつスマイレージとして活動していき、次々に後輩メンバーが加入。
アンジュルムへとグループ名を改名し、さらに駆け上がっていった。
しかし、アイドルにはいつか「卒業」がやってくる。

同期、後輩が次々卒業し、ついにスマイレージオリジナルメンバーであり、初代リーダーあやちょの卒業。
そして、2代目リーダーにたけちゃんが就任することが発表される。

リーダーになって、りんちゃんの加入や同期であったりなぷーとかななんが立て続けに卒業し、グループとしても目まぐるしい日々を送っていた。

さあこれから!という時に襲った新型コロナウイルス。
ライブは全て中止となり、ファンどころかメンバーにすら自由に会えない日々が続く。

でも1日1日は無情にも過ぎていき、卒業ライブを無観客で行ったこともあったし、少しずつ対応できてきても武道館を半分のキャパにして、座って声出し禁止で、これはライブか?と怒りをぶつけるところもなく…

ファンも悔しかったし、卒業するメンバーも悔しかったが、1番悔しかったのはたけちゃんだろう。
「リーダーとして華々しく送り出してあげられなくてごめんね」ともしかしたら思っていたかもしれない。たけちゃんが悪いわけでもないのに。

いろんな困難に立ち向かいながらも、アンジュルムリーダーとして常にまとめあげ、成長を続けてきた。

去年、いよいよグループ単独でのツアーが再開され、春、秋と各地を久々に回ることができた。声援はまだ復活とまでは行かなかったが、少しずつ戻りつつある日常に心を弾ませていたのではないかと思う。

年の瀬も近くなってきた頃、衝撃の発表が。

アンジュルムリーダー竹内朱莉の卒業。

今までたくさんのメンバーを見届けてきたたけちゃんが、ついに自分の卒業を発表した。

ただ、これには伏線があったように思う。

遡ること1ヶ月ほど。秋ツアーの千秋楽、仙台公演。
私はハロコンや単独公演全てを通じて初めて、アンジュルムを観た。
同じハロプロでもこんなにパワフルなグループあるんだ!と衝撃を受けた公演であった。

その公演のラストMCで、タケちゃんは話し始めた。
このツアーを通しての後輩メンバーの成長を。

「みんなこーんなに成長して、頼もしいなって!私がいなくなっても大丈夫だなって!」
卒業発表時のコメントにも同じような文言があったように思う。

笑顔のメンバーもいれば、泣きそうになるメンバーもいた。
もしかしたら、この時点でメンバーはタケちゃんの卒業を知っていたのかもしれない。
知らなかったとしても、悟っていたかもしれない。

これで秋ツアーはラストであった。

年が明け2023年。
冬コンは新たな形態でツアーを敢行。
アンジュルムとつばきの合同チームは、最初は驚きであったが、公演を観た時は面白さを感じたというか今後のハロプロにおいて、新たな可能性を感じさせるものであった。

これまた千秋楽の仙台公演で、ラスト曲前にみんなで円陣を組み始めた。
Aチームは観ていないのでわからないが、Cチームでは普通の流れでラスト曲を迎えた。

たけちゃんの呼びかけで急遽やった円陣だが、みんなこれについてくるところが、本当に慕われて、尊敬されるくらいに偉大な人物になったんだなってしみじみした。

冬コンも最後。
春ツアーも最後。
間に挟んだひなフェスも最後。
次々と最後を迎えるということは、卒業へのカウントダウンが少しずつ近づいていることを意味する。

そして今日。
ついにハロプロメンバーとして、アンジュルムリーダーとしての竹内朱莉はフィナーレを迎える。

会場は横浜アリーナ。
数々の伝説を生み出してきたこの横浜アリーナに、アンジュルムとして初めて足を踏み入れる。
緊張、ワクワク、不安…全てが入り混じった感情であるだろう。
これはファンも同じはず。

しかし、始まってしまえばもう誰にも止められない!
声出し!
スタンディング!
最高の舞台は整った!
あとは皆楽しむだけ!
今までの全ての思いをぶつけろ!

一瞬たりとも見逃せない。
大箱でのライブは、公演中にメンバーが常に成長する。
アドレナリンが出まくって、今までに見たことがないようなパフォーマンスをする。
それを支えるのは、我々ファン一人ひとり。

現地に行かれる方、ライブビューイングで参戦される方、お家でテレビで観る方、残念ながらどれもできないけど、思いを届ける方。
思いはひとつ。

たけちゃんへの感謝。

どこにいても、思いは伝わる!

アイドル・竹内朱莉「たけちゃん」を全力で見届けましょう!
寂しいですけど、今日で終わりなんですから!
全力で応援しましょ!


卒業は次へのスタートでもある。

次なる道。
書家・竹内朱莉としての活躍。

竹内朱莉第2章も変わらず応援したい。

たけちゃん!
りかこ!
かみこ!
かむ!
れいら!
りん!
ケロ!
ため!
わかな!
ぺいぺい!

Keep Your Smile!

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