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EAPを社員にもっと知ってほしい!プロモーションの第一歩 First step in promoting EAP to employees


 EAPの利用があまり進まないな、と思う場合、社員のストレスが好転した結果であればそれは望ましいことなのですが、そうでない場合はやはり有効活用のための施策を考えていくことが大切になります。

 社員への認知を図っていくうえでは、継続的なプロモーションを行っていくことに加え、複数の手法(媒体や社員との接点)を使い分けることも効果的です。
 一例を挙げますと、ポスターなど日常オフィスで目に触れるものに加え、研修や全社ミーティングなどのイベントで紹介する、社内報などの社員への発信情報と組み合わせる、という方法です。繰り返し情報発信をしていても、人が情報を収集する媒体には偏りがある場合があるからです。皆さんの周りに、定期的に社内イントラで情報を発信していても、自分がメンションされていないとそのような情報を全く見ない、という人はいたりしないでしょうか。
 そういう方でも、対面でのイベントで紹介する機会があれば、否応なしにその情報に触れることになりますよね。

 また、施策を考える際の考え方の一例ですが、社員がEAPを使うまでのプロセスとして、以下の図のような整理ができます。今回の喜多見さんの相談のケースでは、この「認知」の部分の取り組みの一例を紹介しました。
 

 社員はEAPについてちゃんと認知しているものの相談がなかなか…という場合には、「何が相談できるか分からない」「相談することのメリットは?」「相談の心理的ハードルが高い」といった理解や興味・関心など、他の要因が考えられます。こちらについては、また別の機会に触れたいと思います。


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