デジタル使えない

お絵描きアプリダウンロードしてかれこれひと月経つのに、使いこなせないことに焦り、結局何にも描かず 何も進まないままなので、とりあえずなんでもいいから描こうと思い、うん十年ぶりにイラストでも描こうと、しまい込んであったホルベインのカラーインクを出してきたら  え、えらいこっちゃ。

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スポイト部分を抜いてみたら、キクラゲみたいなものがくっついてきた!どうやら変質して色素が凝固したらしい。何せうん十年ですもの。

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マジェンタも、イエローも同じだった。そりゃそーだ。キクラゲ以外の液体の部分で描いてみたら色が‥うっす!マジェンタは辛うじて色が付く。ショッキングピンクみたいな色だけど。

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輪郭線はグリーンとマジェンタ混ぜて、無理やりセピアっぽい色を作った(それにしても潔くものを捨てれないわたし)彩色はこれまたうん十年前、高校の実習で使っていた水彩顔料絵の具。 それにしてもうん十年前と絵がまるで変わっていない。むしろ劣化している。当時一緒に漫画の同人誌をやっていた友達(現在プロ漫画家)が言っていたなあ。絵の上手い下手は、ペンタッチでもキャラクターでもない。デッサン力のみだと。デッサンという概念すらその時まで持っていなかった私。幼稚園の頃から絵が上手い上手いとおだてられ、勘違い甚だしく、その専門的な高校に入って、自分の下手さと無知さを思い知らされた。

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ちなみに4歳の時のナキゴト画伯の絵。なかなかの画力だと思いません?

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そしてこれが、先ほどiPhoneのメモを利用して描いた半世紀後の黒猫。大劣化。

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