明日開催、10/24(火)区長との対話に向けて思うこと

明日、10/24(火)14時~南中野区民活動センターで行われる区長との対話集会に行ってみようと思う。テーマは「10年後の中野のまちの姿について」、サブ・テーマは「データから見る区民の健康」だという。

ちょっと、落ち着いて論点を整理したいと思う。平和の森公園の再整備の中でも11月20日(月)より工事がはじまる少年野球グラウンドの拡張について考えてみる。田中大輔、中野区長と住民の認識のズレはどこで起こっているのだろうか。

住民と言っても様々な考え方の住民がいて、グラウンドを拡張することを良しとする住民もいるだろう。日常的に野球やサッカーをする人は近所にグラウンドができることは喜ばしいことなのかもしれない。ただ、グラウンドの周りには200~300本もの立派な高木があり、珍しい鳥や木の実など豊かな生態系を形成している。その樹木を伐採してまで、グラウンドを拡張したいと思う競技者は本当にいるのだろうか?

第一の疑問
『区長はこのような住民の意思をどのくらい認識しているのかということ。大まかに賛成、反対、どちらでもよい、の住民がどのくらいの人数いると認識しているのか。または、そのような認識は全くないのか』

次に街の中の200本の木とグラウンドはどちらが重要で区の財産となるかという視点。アンケートでも90%の人が再整備に反対で、200本の木の方が大切だと思う住民が多い。また区が進める観光政策としても、外国人など、観光客や短期滞在者を呼び込む上でも豊かな自然が街の中にあることは、プラスになると思うが、頑なに再整備を進める理由は何なのか。工事の施工会社と癒着でもしているのか? 新たな公園を作ったという自身の実績を目に見える形で残したい名誉欲なのか? 開発という亡霊に取り憑かれてでもいるのか? 

第二の疑問
『再整備を進める合理的根拠は何か』

私も少年時代、野球をしていた。今も野球をしたいと思うことはあるが、立派な木を伐採してまで、グラウンドを広げて欲しくない。田中大輔、中野区長と住民はどこでボタンを掛け違えてしまったのだろう。互いの認識のズレが解消されれば、どちらも健やかに過ごせるはずなのに。

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