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【中流層】が消えていく 日本国民は『中流』から《下流》に堕ちていく

【一億総中流社会】

🔴 昭和の時代は、国民が「1億総中流」だと思っていた。
アメリカのドラマを見て、家・車・家電製品の凄さに驚いて、あれも欲しいこれも欲しいと、活気に溢れていた時代だった。

💠 昭和は、国民の皆んなが今日より明日が良くなると信じていた。


<格差社会>

kaonavi

2000年頃の小泉政権下では、構造改革、不良債権処理、派遣労働法の改正などで
非正規雇用が増え、「格差」が広がった。

そして、現在、消費の伸び悩みによる経済の停滞と、企業のコスト削減のために
非正規雇用が増え続け、格差も拡大した。

超高齢化社会が進む中、高齢者の中にも老後を安心して暮らせる富裕層と、
無年金で暮らす人たちに格差が広がり、教育に関しても格差が起きている。

今の日本を見ると、教育熱心な家庭がある一方で子どもの貧困問題が生じている。

貧困家庭に生まれた子どもは高等教育を受けずに就職、非正規雇用となる可能性が高く、結婚しても同じように貧困家庭で子どもを育てる可能性が高くなる。

一方、高学歴で教育熱心な家庭に生まれた子どもは、親と同じように高等教育を受け、
親と同じような職種に就いて、親と同じような収入を得ることができる。

★このように日本の「格差社会」は、親の世代から固定化して子の世代に受け継がれ、子どもの力だけでは抜け出せない状態が起きており、まるで「階級社会」のような状況になっている。

【日本人の個人金融資産】

5億円以上の「超富裕層」は9万世帯、1億円以上5億円未満の「富裕層」は139.5万世帯(2.5%)、5000万円以上1億円未満の「準富裕層」は325.4万世帯(6.0%)、3000万円以上5000万円未満の「アッパーマス層」は726.3万世帯(13.4%)、3000万円未満の「マス層」は4213.2万世帯(77.8%)だった。

《富裕層「1億円超の資産家」は日本に何パーセントいるのか》

👁‍🗨148万5000世帯 ÷ 5413万4000世帯 = 全世帯の僅か➡︎「2.74%」だ。

【貯金なし世帯の割合】

オカネコより

年代 単身世帯 2人以上世帯
20代 39.0% 37.1%
30代 36.3% 22.7%
40代 35.7% 24.8%
50代 35.7% 23.2%
60代 28.8% 19.0%
70代 25.1% 18.3%  

          (全年齢平均)      
     <33.2%    22.0%>

【2000万円以上の貯蓄がある世帯と貯蓄100万円未満の世帯】


🪯 今や日本は先進国ではなくて、後進国になった。

✴︎この事実を日本人は十分に自覚する必要がある。

この現実を受け入れ、覚悟さえすれば、昭和のように「総中流社会」が訪れる。

【溺れる法則】

川で溺れた時は、ジタバタせずにジットして沈む。

すると、足が底に着くと勝手に浮上していく、この行動が、溺れないための《最善の方法》だ。

🟦🟥日本経済も《溺れる法則》を使って、堕ちるとこまで堕ちたらいい。

そこら先は浮上するしかない‼️

覚悟さえできれば、昭和のように「総中流社会」が訪れるかも知れない。
 



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