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デザフェスvol.59を終えて。


2024年初めての直売イベント、デザフェスことデザインフェスタvol.59が無事に(無事に?)終わりました。
今回試みた事、前回出展時の課題はどだったか、新たに見えた問題点などなど備忘録として書いてみようと思います。
ヘッダー画像は、リポスト祭り用に作った画像の中の一つです。

今回試してみた事

初のMサイズ2ブース出展してみた

コロナ禍以降、ずっとLサイズブース(180cm×180cm)1ブースで出展をしていましたが、今回はMサイズブース(180cm×90cm)を横並びに2ブースでの出展をしてみました。
横に広いブースなのでお客様同士のバッティングを防げるのではと思ったのです。奥行きがない分、在庫管理と補充、お会計スペースの確保に不安はありました。
実際にどうだったかと言いますと、非常に良かったと思います。
奥行90cmの内45cmが机、残りはお客様が立ち入れるスペースにできたので通路まで大きくはみ出る事無く、商品をお選び頂けました。また横に移動しながら商品をご覧になり、最終的に端っこにいる私か助っ人の友人に声をかけて頂く、と言う流れもスムーズでした。

最低限のレンタル備品で何とかしてみた

レンタルした備品はサイズの違う長机を2つと折り畳みのパイプ椅子2つのみです。網什器をレンタルしようかと考えましたが、いまいち活用しきれずにいるので思い切って借りるのをやめました。
前回Lブース角地と言う恵まれた立地では、同条件で問題なく2日間乗り切れました。
今回のブースサイズでもいけるのか不安でしたが…結果いけました!
横幅90cmの机と180cmの机をL字に設置し、持ち込んだ有孔ボード3枚を机の上に立てて使用しました。有孔ボード同士は結束バンドで固定し、パーテーションを固定する為の台座を使用して立たせました。
ちなみに私がここ数回のデザフェスで使用している有孔ボードとクランプ式の台座はこちらです。
有孔ボードは比較的軽いんですが、フレームで四辺は保護されているのでうっかりぶつけても凹んだりしません。
Amazon | 光(Hikari)光 パンチングボード 白 約450×600mm PGBD406-2 | 有孔ボードフック
Amazon.co.jp: 8個取り付机上パーテーション クランプ式台座 取り付け 固定金具 仕切り板スタンド 下見板張りクリップ アクリル3〜12mm厚対応 固定ホルダー クランプ式 デスク取付 調整可能 (シルバー): 文房具・オフィス用品

壁を借りなくても、有効ボードとクランプで何とかなった、当日のブースです。
重い商品をかけるとボードが前傾してくるので要注意。

前回の課題

商品の多さとブースの広さが見合っていない。

これに関しては今回、Mブースを横並びでふたつ借りる事により大分解消できたと感じています。出展者としてはLブースで奥行きがあると荷物も置きやすいしとても楽ですが、角でない限りお客様に見て頂ける面積はMブースと変わらない、と言うジレンマを抱えていました。
展示販売物と横並びでいる事により、座っていてもお客様が何をご覧になっているかが見えるし、お客様からも声をかけて頂きやすいようです。
おつり銭は肩から下げたバッグに入れておくことでワンオペ営業もしやすくなりました。
最終的にこの課題はクリアできたと判断します。

事前の商品ラインナップ告知が不十分であった。

デザインフェスタ公式による出展者告知強化策、リポスト祭り(条件を満たした出展者の告知ポストを公式アカウントがランダムに拡散する)に合わせてXの掲載可能枚数上限4枚の画像を用意しました。画像拡大しなくても全体が見えるサイズに調整し、1枚目には今回の新作グッズを価格入りで掲載、2,3枚目は既存の人気グッズ、4枚目は比較的広域の配置図を載せ、どの画像にもブランド名を入れました。
運良く公式による拡散をしてもらえたことで「リポスト見てきました!」と声をかけて頂いたり、告知画像をスマホで見ながら商品を探して頂いたりと、告知の効果を感じられました。
「運良く」と言いましたが本当にリポストされるかどうかは運です。私よりも遙かに知名度が高い人気の作家さんでもリポストされておらず告知に苦戦している方がたくさんいらっしゃいました。
そこは作家同士お互い様で拡散すべきだと思っています(作家の相互フォローのメリットの1つだと考えています)
そしてXに比べてサボり気味だったインスタにも同様の画像を投稿し、以前よりは多くの告知を流しました。
もし次回デザフェスに出る機会があったら、インスタの有料広告を活用するのも良いかなと考えています。
運に左右された感はあれど前回よりも告知はマメにできたしフォーマットも作れたので、クリアできたと考えています。

リポスト祭り用の画像、Xに4枚掲載することを考えてこのサイズに。
今後もこれをベースに使うつもりです。

どのブースサイズでも使用できる布の看板を用意する

こちらは結果から言うとクリアできずでした。
新商品の準備等に追われ、「やらなきゃ」と思った時には時すでに遅しだったのです。代替案として、以前作った小ぶりな布ポスターを有孔ボードにかけ、南館の入り口から入ってきた方にはブランド名が正面に見えるようにしました。
ただ多くの方はそのポスターではなく商品をご覧になって「ここ見たかったとこだ!」と気づいてくださっているようでした。

あくまでも商品第一、ノベルティーは余力で

こちらも結果としていまいちクリアできず、それどころかフリーペーパーの追加分持込を忘れてしまい2日目早々に切らすと言う失態を犯しました。
本当に猛省、せっかく可愛くできたのに…
今後通販や委託先様での配布はしますので見かけたらお手に取ってください。
気まぐれに作ってみた駄菓子とシールのオマケセットは一日目午前中には全てなくなってしまうなど、中途半端な感じになってしまいました。
いやほんとせめてフリーペーパーが全てのお客様に渡せていたらなぁ…

デザフェスvol.60の課題

隣接ブースとの関係

今回のデザフェス後に(主にXで)話題になった「隣接ブースに人や什器がはみ出る」問題、恐らく長年起こっていた問題がここにきて表面化したのかなと思います。注意事項等記載の書類の送付がなくなってから増えた、と言っている方がいて「なるほどな」と思いました。
並行世界は今まで隣接の方々とトラブルになった事はありません。譲り合い、平和的に2日間を過ごせていると感じています。
それが当たり前ではないのだなと改めて思いました。
ひとつだけ思い出せる、過去の出展時にちょっとモヤッた事があります。
それはお隣のブースの方が、私が出入り用に確保していたスペースを、何も言わずに通っていた事。お隣はブースサイズいっぱいに什器を置かれていました。そしてお隣のお客様がそこもお隣のスペースと勘違いしたのかご自身のキャリーバッグをどかんと置いた事です。
情けないんですが、何も言えず鞄がどかされるのを待ちました。
そしてお隣には「ここまでが自分のスペース、ここからは隣」と言う認識をきちんとしてもらおうと、ブース巾よりも内側に収めていた椅子をブースサイズの端っこに置きました。
それで気づいてくださったのか、以後何も言わず通られたり物を置かれたりはありませんでした。
いつぞやの記事にも書きましたが、以前人気作家さんの隣になった際、お客さんがこちらまではみ出てくることが多く、その度に作家さんが声をかけてくださった事があります。
お客様の多くも夢中になっている間に気づかずはみ出してしまう事がほとんどだと思うので、作家側が気を付けなくてはと改めて思いました。

最後に

ざっと振り返りましたが、今回は過去1多くのお客様に商品をご購入いただけました。大きなトラブルもなく終えられた事も踏まえると、トータル大成功だったのではないかと思います。
さて、この後デザインフェスタの事後通販を行います。
5/25午後8時にカートオープンしますので、是非覗きにいらしてください。

https://parallelworld.booth.pm/




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