見出し画像

イースターの日に思ったこと。

日曜日はイースターでした。

前日に素晴らしく綺麗な満月を見ました。

時代は、世界は、恐ろしいスピードで変化しているけれど、遥か先人がイースターを祝うための月は今も変わらない、自然の偉大さを感じます。

昨年は10月末ごろから、虹の架け橋という奨学金制度でやってきたベトナム人留学生を受け入れて、3月に送り出しました。

以前にも2回、1週間、1ヶ月とオーストラリア、イタリアから留学生を受け入れましたが、今回は約5ヶ月、楽しいだけではありませんでした。

毎朝お弁当を作って送り出す、帰宅後に話したり新しい家族との生活は慣れるまで大変に感じました。

コロナ禍で思うように活動できない状況で来日した勇気は讃えますが、彼女は日本に来るのは3回目、家族も日本語を話す親日家で奨学金を使う必要があったのかと、少し旅行気分に見えた彼女に自分の留学生イメージを押し付けてはいけないと自問自答が何度もありました。また同じ様な容姿なのに感覚の違いが当たり前に大きくて、最終的には生活を提供することしか出来ませんでした。娘に話を聞くと「それ以上は殆どなくて当たり前だよ」と言うし、お別れの日は本人も涙して寂しいと言っていたので、我々もある程度の達成感を得ることが出来ました。良かった。

彼女から沢山のことを学びました。良くも悪くも、とても豊かな経験となりました。


上娘が1年半の寮生活を終えて帰ってきました。卒業式と新生活に向けて準備、3月は休む間もなくバタバタしました。

家族の岐路の時間、余裕なく過ぎるていくのが今回はもう本当に嫌になりました。これは処理能力の落ちた自分との戦いに負けたという事でもありますが、パン屋の卸のお仕事を退かせて頂きました。週の4日が4時半起き週40時間ほどの肉体労働という日々が終わって1ヶ月、睡眠不足は無くなりました!そして畑や庭の手入れをする元気も復活しました😊

これから更に家の手入れもして、アチコチ整えていきたいです。パン屋の方は週2日営業となり、試作やお菓子を焼く余裕が出てきました。木曜日の配達は続けてますが、無理のない量で作ることにしました。通販の皆さんにはこの日作ったものを送らせて頂き、お待たせする日数が減ると思います。相乗効果で生活がうまく回ると良いなと思います。

今の状況は5年前の自分でさえ想像してなかった。10年前は日々に追われてたと思うし、もっと。

家族の変化も含めて、社会の変化も含めて、1年後さえ予想不可能だし目標っぽい事もしぼんでしまった。目の前のことを先ず、という時間を暫く過ごす事になりそうです。

先のことをたくさん考えられない今であったとしても、出会った様々なギフトに支えられて今があることを忘れなければ、未来は明るいと信じたい。今年度はそんなスタートです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?