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平凡式トレード手法④

毎月恒例、手法配布の時間です👍
Part1ということは?

その通りです。Part2もあります。
チャートパターンを把握することは投資家にとって基礎基本。
「この形はこのチャートパターンだ!」と潜在的に判断できるようになるくらい落とし込んでいきましょう!

今日の内容は基本+αで応用編もあります。

「利確目標にいつも悩まさせてます、」
なんて方は良い引き出しが増えるはず。

それでは平凡式トレード手法の公開です👍


平凡式トレード手法④チャートパターンPart1

<高確率で反転を示すチャートパターン>

トレンド転換の天底を取る必要はありませんが、初動を掴めるようになれば利益率が大幅にUPします。まずは、トレンドの反転を示すチャートパターンの解説です。

①三尊天井(下落トレンドの兆候)

<エントリーの狙い目>
・エントリーポイント①ネックラインブレイク
ネックラインを実体が抜けたことを確認してからエントリーする。リターンムーブでネックラインまで戻ってこないことを考慮した戦略。

・エントリーポイント②ネックラインへのリターンムーブ
一番の安全策。ネックラインを確定足の実体が抜いたことを確認した後にネックラインまで戻したタイミングを狙います。

(補足:リターンムーブとは)



・エントリーポイント③右ショルダー天井
(応用)
三尊天井が完成することを見越した戦略。
ネックラインのブレイクを待たずに、早めにエントリーする方法です。
この場合は、三尊の右肩形成の天井を狙います。
PivotsやMA群を右ショルダーの天井として考えてエントリーすると勝率UP👍

<利確目標>
・エントリーポイント①ネックラインブレイク
※これ重要です。
右ショルダーの天井→ネックライン=ネックライン→利確目標

・エントリーポイント②ネックラインへのリターンムーブ
同上

・エントリーポイント③右ショルダー天井
同上またはネックラインで三尊否定を考慮し部分利確をするのも手

<損切り>
・エントリーポイント①ネックラインブレイク
4時間の確定足がネックラインを抜けて戻した場合

・エントリーポイント②ネックラインへのリターンムーブ
同上

・エントリーポイント③右ショルダー天井
エントリー根拠となったPivotsやMA群を4時間の確定足でブレイクした場合

②逆三尊天井(上昇トレンドの兆候)

その逆も然り。
要領は三尊天井と全く同じです。

③ダブルトップ(下落トレンドの兆候)

<エントリーの狙い目>
・エントリーポイント①ネックラインブレイク
確定足でネックラインを割っていることがミソ。
確定足のブレイクを待つことで騙しに合う確率を大幅に下げることが出来ます。

「そんなこと分かってるよ!」
心の声が聞こえてきましたよ。笑

「分かっていても実践出来ていなければ分からないのと一緒です。」

特にポジションを持ちたがりの方はやりがちなミスなので意識的に待つようにしましょう!

・エントリーポイント②ネックラインへのリターンムーブ
投資の世界で長生きしたければリターンムーブを待つ”を意識してみてください。
もちろん入れないタイミングも出てきますが、騙しにあって負けるよりはマシです。

<利確目標>
この法則を知れば利確ポイントに悩まさせれる事がなくなります👍
二番天井→ネックライン=ネックライン→利確目標

<損切り>
ネックラインを確定足がブレイクした場合

④ダブルボトム(上昇トレンドの兆候)

ダブルトップと同じ要領ですが、ここでワンポイントアドバイスです。
ネックラインへのリターンムーブを待っていたけど、ネックラインに到達しなかった。。。なんて経験のある方が多いはず。
そんな方はMAを活用してみてください。
上記のチャートは4時間75EMAを起点に上昇しているのが確認できますね。

私は他にもPivotsを使うことも。
このように引き出しを多く持ってエントリーチャンスを伺いましょう👍

<3つのトライアングル>

私の相場解説ではよく出てくる手法です👍
この引き出し無くして為替の恩恵は受け取れないと言っても過言ではありません。

この手法は必ずマスターしてください。

①アセンディングトライアングル

アセンディングトライアングルは、トライアングルを形成する上限のラインが水平で、下限ラインが上昇する形となっています。高値を切り上げながら形成されている三角形なので買い優勢のチャートパターン。

<エントリーの狙い目>
トライアングル上限の水平線をブレイクしたらロングエントリーを狙います。もうお分かりだと思いますが、リターンムーブを待つも手です。

<利確目標>
※この利確目標の設定を意外と知らない方が多い印象。
高値を切り上げているトレンドラインと並行のラインをAの位置から引きます。
要するに”ラインAX//ラインCB”となるように。
ラインAXを上昇のチャートが交わるポイントが利確目安①です。

そしてもう一つはAの位置から安値切り上げのトレンドラインの距離とトライアングルブレイクポイントからの同距離を利確ポイントにする方法。
私は前者で部分利確、後者で全利確する事が多いです👍

<損切り>
1時間又は4時間の確定足がトライアングルの上限より下に戻した場合

②ディセンディングトライアングル

ディセンディング・トライアングルは、トライアングルを形成する下限ラインが水平で、上限ラインが下昇する形となっています。高値を切り下げながら形成されている三角形なので売り優勢のチャートパターン。

<エントリーの狙い目>
トライアングル下限の水平線をブレイクしたらショートエントリーを狙います。こちらもリターンムーブを待つも手です。

※ワンポントアドバイス
トライアングルブレイク時は薄くエントリー、リターンムーブで厚くエントリーする手法も効果的です👍

<利確目標>
ラインAB//ラインXY
ラインXYに交わるポイントが利確目標です。

又は、ラインAB→Xの距離=ブレイクポイント→利確目標という手法も効果的なので私もよく使います。

<損切り>
1時間又は4時間の確定足がトライアングルの下限より上に戻した場合

③シンメトリカルトライアングル

シンメトリカルトライアングルはトライアングルの上限と下限が傾斜な為、方向感がないチャートパターンです。

<エントリーの狙い目>
トライアングルをブレイクした方向にエントリーしていきます。今回のようなパターンはブレイク後、20SMAまで戻しているため売り上がりを狙うのも手。

<利確目標>
ラインAB//ラインXY
ラインXYに交わるポイントが利確目標です。

又は、ラインAB→Xの距離=ブレイクポイント→利確目標という設定も効果的でよく使います。

<損切り>
1時間又は4時間の確定足がトライアングルの下限より上に戻した場合

Part1はここまで!
どうでしょう。新しい引き出しが増えましたか?
今回の内容は私のXの相場解説でよく出てくるチャートパターンです。
従って私と一緒に為替の世界で生き残る為には必須の投資スキル。

一朝一夕では身に付くものではありませんから、左脳をフル活用して長期記憶に落とし込んでいきましょう👍

次回の手法公開は11月4日を予定しています。
ハーモニックパターンという中上級者向けの手法を扱うので読み応えがあると思います😁お楽しみに!

平凡式トレード手法④チャートパターンPart2

月に1回の平凡式手法公開日です。
皆さんどうでしょう。最近はしっかりと利益を上げることが出来ていますか?

先月はあの損切りをしなければプラスだったのに。。。
利確が早すぎて勿体無いことをした。。。

なんて経験をした方も多いはず。

ただそれは結果論であって実際には取り返しのつかない損失に繋がっていた可能性もある。

であれば一度損切りをして改めて”優位性の高い場所”で再エントリーするのが最善です。

「トレードの本質は致命傷を避けつつチャンスを掴む」

そんな”再現性のあるトレード”を身につけるためにはチャートパターンのインプットが必須です。

今回はチャートパターンPart2!

あまり聞き慣れないチャートパターンについても解説するので読み応えはあるはず。

それでは今回も皆さんのトレードの引き出しが増えることを願っています👍

<勘違いしやすいチャートパターン>

①ウェッジ

ウェッジは、「高値と安値が同じ向きで切り上げもしくは切り下げながら値幅が狭くなっていくチャートパターン」です。

トライアングと似ていますが”同じ向きに切り上げもしくは切り下げ”という部分が違い。

そして、ウェッジには”トレンド反転型””トレンド継続型”の2種類があります。よく出現するのは”トレンド継続型”なので今回はトレンド継続型に絞って解説していきます。

・上昇ウェッジ(下降トレンドの継続)

<エントリー狙い目>
ウェッジ下限をブレイクしたポイント。
今回は200EMAが活用しやすい位置にあるので200EMAを下にブレイクできていることもショートエントリーの加点要素です。

<利確目標>
A→Dの延長線上のXが利確目標。
今回は四半期pivotsとも重なる為、全利確を推奨ですがここでワンランク上の立ち回りをご紹介します。

〜部分利確戦略〜
Xで部分利確後、SLを建値に変更。
トレンド転換の材料があるまでポジションを保有します。
※今回のチャートで言うと20SMAを上抜けた辺りまで👍
そうすることで勝ちを確定した状態で利益を伸ばすことが出来ます。


<損切り>
SLはウェッジの上限に設定しましょう。
今回で言うと200EMAを確定足がうわ抜けた場合も損切りです。
このように”損切りのポイントは一つとは限りません”
ウェッジ下限周辺にある抵抗帯と活用して損切り設定をしていきましょう。

・下降ウェッジ(上昇トレンド継続、超応用)

<エントリー狙い目>
レンジ上限をブレイクしたポイント。
と言いたいところですが、ここではエントリーを入ることが出来ません。
ウェッジを抜けた先に20SMAが控えていて、その先にもpivotsや200EMAが控えています。従って、エントリーを見送って狙うはその先。A→Dの延長線上のYをエントリーポイントします。20SMAもエントリーの加点要素。

<利確目標>
日足pivots(オレンジのライン)

<損切り>
4時間20SMAまたは1時間の確定足がラインADをした抜けた場合です。

②フラッグ

フラッグとは、その名の通り旗のような形のチャートパターン。一般的にフラッグは相場のトレンドの途中に出現する傾向があり、直近の高値・安値でチャネルラインを引くことによって出現を確認できます。※トレンドの継続を示唆

・上昇フラッグ

<エントリー狙い目>
フラッグ上限をブレイク後。
この場合は1時間足の確定足が20SMAをブレイクしているので20SMAへのリターンムーブがエントリーの狙い目です。

<利確目標>
A→B=C→X
セオリーはこの方程式ですが上記のように思い通りにいかない事もあります。
投資は思い通りにいかなかった時の立ち回りが大切。
この場合はトレンド転換の材料が出たポイントで利食いします。
今回は1時間20SMAを下抜けたYで利食いです。

<損切り>
SLはフラッグ下限、フラッグ上限を1時間の確定足が下抜けた場合又は1時間20SMAを下抜けた場合は損切りです。

・下降フラッグ

<エントリー狙い目>
フラッグ下限をブレイク後。
今回のポイントはフラッグ下限と一緒に20SMAもブレイクしているのでエントリーしやすいポイントです。

<利確目標>
A→B=C→X
利確目標の設定は分かるようになってきましたか?😌

<損切り>
SLはフラッグ上限、フラッグ下限を1時間の確定足が上抜けた場合または1時間の確定足が20SMAを上抜けた場合です。

<ハーモニックパターン>

最後に日本でも徐々に浸透しつつあるハーモニックパターンの紹介です👍
この手法は欧米では大人気。

フィボナッチの数値を利用したパターン分析の一つです。
私もこの分析はよく使うので皆さんも習得しましょう😌

ちなみにハーモニックパターンは以下の4つだけではありません。
新しいパターンが今でも生まれています。

今回紹介するのは主要の4パターンです。
初見だと難しく感じると思いますが、下記の数値をチャートに当てはめるだけ。

下記画像の数値はなかなか暗記できないと思うので画像を保存しておくことを推奨します。

①バットパターン
Wのネックラインが38.2%か50%で反発して、終点が88.6%になるのがバットパターンの特徴です。

②バタフライパターン

Wのネックラインが78.6%で反発して、終点が127.2%か161.8%になるのがバタフライパターンです。

③ガートレーパターン

Wのネックラインが61.8%で反発して、終点が78.6%になるのがガートレーパターンです。

④クラブパターン

Wのネックラインが38.2%・50.0%・61.8%のどれかで反発して、終点が161.8%になるのがクラブパターンです。

実際にハーモニックパターン・クラブを活用した分析がこちら。
まだ日本の投資家に浸透し切っていないのが不思議なくらい高い確率で反発する手法です。難しそうと斜に構えずトライしてみて下さい👍

これでチャートパターンはほとんど網羅出来たと思います。
定期的に読み直すとチャンスを掴む回数が増えるはず👍

チャートを見て潜在的にチャートパターンが浮かんでくるくらい読み込んでみましょう。

こんな感じでチャートパターンについてのnoteを終わります!

〜最後に〜

自分より強いトレーダーがいることはもちろん承知。
でも下手な分析に乗っかって資金を溶かされている人がいる事も真実。

伝え方も拡散力もまだまだですが地道に情報発信をしている中でフォロワーさんから利確報告を多く頂けるようになったのは嬉しい事です。

これからも勝たせていきます。

追伸
毎週の相場予想や手法配布を公式ラインで行っているので参考にしたい方は下記にリンクからご登録を👍


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