旧劇エヴァは液モレ注意なのです!
綾波が言うには、夢の終わりが現実で、現実の続きが夢なのです。さて、旧劇で「現実」といえば
まずはこれなのです。しかしこれは観客の現実だから、シンジにとっては現実ではありえず、それなら夢だと言うしかないのです。ということは、シンジの現実=観客の夢は、つづく
綾波の幻を見る場面なのです。
別の記事でも触れましたが
「見ているもの」=観客自身だと無意識に決めてかかるのが普通なのですが、これを利用したおもしろいギャグがあるのです。
(398) LT. JEAN RASCZAK - At His Best (starship troopers) - YouTube
『スターシップ・トゥルーパーズ』から、キャンプでの鬼軍曹ラスチャックのセリフなのです。しかし「見ているもの」=映画を見ている自分を見ている人だと考えると、I=監督、the entertainment=この映画となり、「楽しめ、これは命令だ」というメッセージになるのです。ビール代は監督に会ったときに回収しましょう。
さて旧劇に戻り、ここで「見ているもの」=シンジだとすると、「見られているもの」は綾波ではなくアスカのおっぱいだとわかるのです。映画を遡ると対応物があり
シンジの現実=観客の夢はまさにこれなのです。
「見ているもの」=見ている自分を見ている人とすると、「シンジの液モレに注意しなさい」というメッセージになるのです。先ほどのベンヤミンのauraは陳腐な言い方では「リアリティ」なので、庵野監督の「現実に帰れ」発言は「液モレに注意しながらauraを感じなさい」なのです。下品なギャグは人類普遍なのです。
時系列で並べてみると、現実と夢はタイトルで切り替えているようなのです。
タイトルのあとは間違いなくエヴァンゲリオンですが、その前もそうだとは限らないのです。
ちゃんと「エヴァンゲリオン=夢はこれにて終了」と書いてあるのです。
シンジがONE MORE FINALしたので「気持ち悪い」なのです。ONE MORE FINALだけゴシック体なので、明朝体はシンジ以外なのです。この場面ならI need you.はアスカなのですが(断じて監督ではないのです)、ONE MORE FINALの後にあることに注目するのです。甘々なものではなく、恐ろしい恐ろしい、メンヘル女の依存なのですが、これもまたauraなのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?