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大満足の学校=小規模複式小学校

我が家が移住した旧西土佐村は、
村内に7つの小学校があり、
長女の入学式は1人だった。

お気に入りの青いランドセル は、
神戸の祖父母に購入してもらったが、
たった数時間の式典の為にはるばる7時間(当時は高速道路が今ほど延びてなかったので)もかけて来てもらう訳にいかず、
在校生、先生、私達のこじんまりした、
しかし、たった1人の我が子の為に
在校生が時間をかけて準備してくれたくす玉🎊や会場、式典内容。
ありがたいと思い入学式へ参列。

ところが、会場の体育館に入ると
在校生の父兄はじめ
地域のおじいちゃん、おばあちゃん、
地区役員の方、ご近所の方と
多くの方が正装して会場にいらっしゃる。
驚きと感動の瞬間だった。

その後の学校運営も
先生の異動の度に年度初めと末に
地区での歓送迎会🍻

運動会の準備、競技、片付けは
親子、ご近所全員参加。
チビっこ、高齢者競技もある。
その後の飲み会🍺も父兄、ご近所で準備して。

手植えで田植えは、
地区の方が田んぼを提供して
ご指導もしてくださり
稲刈りの後には、
地域のおばあちゃんが先生で
みんなでお餅つきをして、
ご近所にお手紙と共に配りに行く。

我が子、孫が通っていなくても、
学校への各戸500円の寄付を
断る家は一軒も無い。

そんな生徒+先生+親+地域
公立校でそんな教育を受けられていた。

先生は勿論ノー残業。
校長先生は
帰りに地域の人の華道教室で学んで帰ったり。

何でもかんでも統合合併という社会の流れで
人も流出し、
人口減に拍車がかかった。

特に政治家には未来を見て動いてほしい。
何事も10年かけて結果が見えることが多い。

まずは、思い、それを言葉にする事。
特に情報が多すぎて
右往左往することが増えた。
いつの時代も学校や出産に迷う人もいる。

すぐに結果は出ないけれど、
こうしたい。
こうありたい。
それを発信して、
修正しながら
一緒に進んでいくのも悪くないかも。

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